ホームベーカリーやヌードルメーカーといった最新の家電品の最大の弱点は、ランニングコストの高さなのだと思う。
我が家には、ホームベーカリーがあるが、奥さんは最近全くパンを作っていない。
最近は、年に一度、私がお餅をつくのに使っているだけだ。

何故作らなくなったのかというと、自分で材料を買ってきてホームベーカリーでパンを作るより、市販のパンを買う方が明らかに安いからだ。
もちろん、ホームベーカリーで出来たてのパンは美味しいのだが、毎日の食事となると、わざわざ手間をかけて、パンを作るより、手軽に買ってくる方を選んでしまう。

また、我が家では、現在、パン食は週に1~2度程度の朝食ぐらいで、頻度もそれほど高くないので、イーストを冷蔵庫に保存しても、しばらく経つとダメになってしまい、無駄になってしまうことも多い。

結果として、ホームベーカリーを次第に使わなくなったのだ。

話題のヌードルメーカーやホームベーカリー。作るのと買うのってどっちが安い? | Misoca見積研究所

実際、ホームベーカリーやヌードルメーカーで、パンや麺を作ると、どのぐらいのコストがかかり、それは市販のパンや麺より安いのか?という疑問に対し、こちらのサイトで検証を行っていて、参考になった。

ホームベーカリーで食パンを作った場合だと、材料に、電気代を加えて1回(2斤分)を作るのに掛かる費用は202.76円だという。

我が家で普段買っている食パンは、1斤税込73円だ。2倍しても、146円なので、味は別にしても、買った方が圧倒的に安い。
ベーカリーショップで自店で焼いている食パンよりは安いが、味が対抗できるレベルかというと、それはない(特に冷めたら)。

これでは、わざわざホームベーカリーで作る価値は薄い。