故障した日立のサイクロン掃除機「CV-SW20」は、修理しても1万円以上かかる可能性が高く、約2万円で買ったことを考えると、掛かり過ぎに思えるため、結局、買い替えることにした。

買いたい商品の条件としては、

・最近日立に対する信頼を失いつつあるため、できれば日立以外のメーカーを選びたい
・「CV-SW20」は似非サイクロンというべき方式だったので、今回は奥さんの希望で本格的なサイクロン方式を選びたい
・「CV-SW20」は約2万円だっらが、2万円では本格的なサイクロン方式は買えないと分かったので、予算は最大3万円前後で

ということで、探し始めたが、ダイソンはさすがに高過ぎて、手が出ない。
国産だと、東芝が、最もダイソンに使い方式のフィルターレスサイクロンということで、評判がいいようだ。
次がシャープという、既に家電は外資になってしまった2社がくる。
ただ、シャープは、1万円強のローエンドクラスの評価は高いが、中位モデル以上はさほどでもない。
続いて、日立とパナソニック。
日立は、値段が安い。サイクロンとしては簡易的だが、ヘッドなどの優秀さで吸引力などはリカバリーしている感じ。
パナソニックは、フィルターレスの機種はあるが、あまりサイクロンに力を入れていない。ミッドレンジの機種がなく値段も割高。


東芝 トルネオV VC-S500の比較と評判 | サイクロン掃除機比較NAVI

東芝だと、フィルターレスではローエンドになるトルネオV「VC-S500」が、昨年の旧モデルだが、2.6万円ぐらいで買えて、性能的にも悪くなさそうだ。
予算内だと、この機種が第一候補になりそう。


次に気になるのが、シャープの出たばかりの新モデル「EC-P8X」。機構的にはダイソンに近いフィルターレスサイクロンで、2.5万円前後で買える。
さらには、ヤマダ電機では平積みになっていて、価格もポイント還元を考慮に入れれば、ネット通販より安いぐらい。
発売されたばかりで、あまりまだレビューがないので手を出すのに不安があるが、レビューでの評価次第では、「EC-P8X」の方がいいかも。

ただ、ふと壊れた「CV-SW20」を廃棄することを考えていたら、あまりにもったいないことに気付いた。

というのも、この製品には「クルッとブラシ」「すき間用吸口ホルダー」などの便利な吸い口が付属していた上に、後から、電動ふとん用吸口「G-DF1」まで購入してしまっており、他のメーカー品に乗り換えたら、これらが全部使えなくなってしまうのだ。

日立の掃除機のミッドレンジクラス以上は(他社もそうだと思うが)、ホースやパイプや吸い口の接続が標準化されているため、たとえ新しいサイクロン方式に乗り換えても、これらの吸い口はそのまま使える。

さらに言うと、ホースやパイプさえもそのまま流用できるので、過去にも日立の掃除機を捨てるときは、ホースやパイプは捨てずに残し、ホースが破れたり、内部断線したときに、ストックのホースを再利用して、寿命を延ばしたりもしたことがあるのだ。

そう考えると、やっぱり日立の掃除機を買った方が、トータルでは長く使えそうな気がしてくる。