日本通信(b-mobile)から、ソフトバンクモバイルのネットワークを使った格安SIMサービス「開幕SIM」が提供開始されているが、そもそもソフトバンクのソマホは、基本、SIMロックを解除しさえすれば、NTTドコモ系のMVNO SIMサービスが使えるはずで、「開幕SIM」がそれらに比べて、お得なのかどうかが気になっていたのだが、日経トレンディネットに、それに関する記事が掲載されていた。

「ソフトバンク系格安SIM」はお得か? iPhoneで試算 - 日経トレンディネット

「開幕SIM」は、日本通信(b-mobile)から提供されているが、日本通信と提携関係にあるU-NEXTも、「U-mobile S」のブランド名で同じ内容の格安SIMを提供しているそうだ。

また、現時点ではデータ通信SIMのみが用意されており、通信容量は月1GBまで(月額料金880円)から月30GBまで(同4980円)の4種類から選択できる。

上の記事では、「開幕SIM」とNTTドコモ系のMVNOサービスを代表して「楽天モバイル」とを、料金面で比較している。

結果を見る限り、新規契約手数料(それぞれ3000円、3394円)を含み、18か月(1年半)使い続ける場合で見ると、月1GB、月3GB、月7GBのプランでは、楽天モバイルの方が圧倒的に安く、勝負にならない。

ただし、月30GBまでのプランについては、「開幕SIM」がお得になるというが、まあ少数派だろうな。

もっとも、これは日本通信のせいではなく、そもそも、ソフトバンクのMVNO事業者への接続料が、NTTドコモに比べて高すぎるのだ。