なお、防水仕様だが、防塵ではないので、端子類へのほこり侵入は要注意かも。
面白いのは、本体の左右側面にグリップセンサーが内蔵されており、端末を手にするだけで、画面がオンに切り替わる機能があること。いちいち電源ボタンに指を伸ばす手間がなくなるわけで、これは嬉しいかも。
ハードウェア面のスペックを見ていこう。
【 まとめ】Qualcomm 「オクタコアSoCは失敗だった…」オクタコアSoCをいろいろまとめてみた - はやぽんログ!SoCは、Qualcomm Snapdragon 810(MSM8994 2GHz+1.5GHz、オクタコア)で、当時のハイエンドSoCではあるが、消費電力の上昇に比べ、性能が向上せず、失敗作と言われており、性能向上もバッテリーの持ちもあまり期待しない方がいいようだ。
通信は、au 4G LTEの受信時最大225Mbps、WiMAX2+の受信時最大220Mbpsに対応し、「au VoLTE」にも対応する。
無線LANは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac規格で、5GHz/2.4GHzの両周波数帯域に対応し、MU-MIMOにも対応するので、MU-MIMO対応のルータがあればさらに速度が向上する。
Wi-Fiの電波状態が低下してきたときは4G LTEのネットワークにシームレスに切り替えられる「スムーズチェンジモード」も持っているが、パケット量を節約したくてWi-Fiを使う人には、余計なお世話かも。
バッテリー容量は2600mAhで交換不可。isai vivid LGV32の交換可能で3,000mAhのバッテリーに比べて、容量で劣るが、連続待受時間 は約380時間で同等。
私はほとんど通話では使わないので、実質的な持ち時間は使ってみないと分からない。Snapdragon 810は電力食らいだというし、中古なので、1日充電せずに持つことまでは期待していないが、auの2年目の更新月まで10カ月間、それなりに持ってくれればいいや。
RAMは3GB、内蔵ストレージは32GBで、microSDXC(最大128GB)も利用可能で、容量面での不満はなし。
画面は、5.0インチのIGZOパネルで、解像度はフルHD(1080×1920ドット)と必要十分。新開発のバックライトとカラーフィルタを組み合わせた「S-PureLED」で発色を改善したという。
isai vivid LGV32は、5.5インチで、解像度がWQHD(2,560×1,440ドット)だったが、本体のコンパクトさのトレードオフで、この程度のスペックダウンは特に不満はない。
ワンセグ/フルセグのテレビチューナーを内蔵するが、イヤホンアンテナが必要だし、アプリを起動すると初期設定で省電力モードが解除される(おそらく予約録画の実行のため)ようだ。これまでも、スマホでテレビは見なかったので、節電優先で封印する。
外部との接続インタフェースについては、FeliCa/NFC、microUSB、Bluetooth 4.1といったあたりは、まあ普通あるが、赤外線通信機能があるのは、もはや珍しい。
3.5φイヤホンジャック端子もあり、DACはハイレゾ対応。スピーカーも、一応底面にステレオスピーカーを備えるなど、音質面もかなりこだわっているようだ。
カメラは、メインが約1310万画素裏面照射CMOSで、画素数は並みだが、色収差やゆがみが少ないGR certifiedレンズを採用し、オートフォーカス、光学手ブレ補正、HDR撮影、タイムラプス撮影、FWVGAサイズで秒間210フレームのスーパースロー映像など、機能も盛りだくさん。
動画撮影も、4K UHD撮影が可能だ。
サブカメラは、約210万画素裏面照射CMOSで、こちらも画素数は多くないが、レンズをワイド撮影に振って、自撮りがしやすいように工夫しているようだ。面白いのは、狭額縁の設計のせいで、サブカメラは、通常HOMEボタンがある画面下の位置にあること。
つい、ホームボタンかと思いタッチしてしまうのだが、何も反応しないので、何故かと思ってしまったぞ。
ハードスペックだけ見ると、isai vivid LGV32よりずっと好みに合うスマホだと感じる。
isai vivid LGV32に機種変更したときに、AQUOS SERIE SHV32はピンクしか在庫がなかったので、諦めた経緯があるのだが、今見ると上品な桃色という感じだったので、割り切ってAQUOS SERIE SHV32にしておけばよかったと、今頃後悔している。
さて、早く使えるように、ソフト面の設定を進めていこう。
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