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今年に入ってから、各社から、ハイレゾ対応のカーオーディオ/カーナビが続々登場しているが、正直、何の意味があるのだろう?と思ってしまう。

ハイレゾ対応ポータブルオーディオさえ、屋外の雑踏の中では、外のノイズが多すぎて、本領を発揮するのは不可能だと思うのに、ましてや、エンジンノイズやロードノイズだらけの車内で、果たして、ハイレゾ音源と非ハイレゾ音源の差が分かるのだろうか。

ポータブルオーディオの場合、静かな室内で、密閉型ヘッドホンを使えば、外の雑音をほぼ遮断できるので、その限りにおいては、ハイレゾ音源の真価を聞き分けられるかもしれない。

しかし、カーオーディオの場合、車の車内は音の障害物が多すぎて、そもそもオーディオ再生に適した形状をしていない。
だから、パイオニアの高級カーナビ/カーオーディオなんかでは、何人どこの座席に人が座るのかを指定した後、10分ほど様々なテスト音を出し、それを専用マイクで拾って、イコライジングや音場補正を行うことができる。
そして、実際これを行うと、耳に届く音質が著しく改善されるのも事実なのだ。

そうして、DSPによる補正してようやくまともな音になっている劣悪な環境で、たとえエンジンを止めた状態でも、ハイレゾ音源の真価が発揮できるとは到底思えないのだ。

それでも各社がやってくる理由としては、