さて、まずは上側にある電源ボタンを押すが、起動しない。
バッテリーの端子にシールが貼られていてそれを剥がさないと動かないというのは、中華端末ではよくあることなので、裏ブタをはがそう。
裏側を見ると、四隅に小さな穴(赤丸)はあるものの、そこにネジはない。下側に2個のマイナスネジっぽいもの(青丸)もあるが、これもダミー。
どうやら、ネジは表にある四角穴の特殊ネジしかない。これを外せば、裏ブタが外れるみたい。
そこで、付属のドライバーでネジを外してみたら・・・・
ん? 外したネジが異様に短くて、裏ブタには通っていない。これって、単なるデザイン? でも、そのデザインのネジのために、わざわざ専用ドライバーがついているの??
不安に思い、本体を横から見ると、ネジが閉まった状態でも、裏ブタが端の方は浮いている?
裏ブタを手で開けられないかと思ったが、かなり固くて無理。しかし、まさかと思い、隙間にドライバー差し込み、力を入れると、表側のねじを外さなくてもカパッと外れた。なんだこりゃ!?
予想通り、バッテリーの接点にはシールが貼られている。裏ブタとの接点には、おそらく防水用のゴムパッキングがぐるりと囲むように装着されている。
バッテリーを外すと、SIMカードスロットが2つ現れる。上側には、microSDカードスロットもある。
micorSDカードスロットには、32GBのmicroSDHCカードを上に向けて差し、バッテリーの接点のシールを外して、元通り装着する。
ちなみに、最初、64GBのmicroSDXCカードを、FAT32に強制フォーマットして、それを挿してみたのだが、起動後認識しなかったり、起動に失敗したりして動作が不安定だった。32GBのmicroSDHCカードであれば全く問題ないので、使える最大容量は32GBだと、諦めた方がいいようだ。
さて、これで無事起動したので、裏ブタを元通り装着する。
ただ、しっかり嵌めたつもりでも、裏ブタの上下両端は、真ん中より微妙に浮いているのは変わらない。表側の特殊ネジを閉め直しても、当たり前だがその状況は変わらない。
とはいえ、電源や音量ボタンも防水構造だし、裏ブタは固くて隙間にゴムパッキングも入っていたので、一応防水は意識しているようだ。
でも、これだけ隙間が空いていると怖くて、テストでも決して水を掛けたりしようとは思わない。
雨に降られたぐらいなら大丈夫かな?というぐらいの性能と考えておいた方がいいかも。
それさえも、イヤホンを繋ぐために端子カバーを開くと、もはや防水ではなくなるのだから。
もう一つ参ったのは、この形状なのに、ストラップホールがないこと。私は、ポータブルオーディオとして、首からぶら下げて使うのが通例なので、これは困った。
首からぶら下げなくても、この小ささだと、何かストラップでも付けないと、絶対に落とすだろう。
メーカーは、いったいこんな小さな端末をどうやって持ち歩くことを想定しているのだろうか?
何も考えていないとしか思えない。
無理やりストラップをつけようと思うが、本体やカバーに穴を開ければ、防水ではなくなるし、ジャケットを買ってそれにストラップホールをつけようと探したが、あのAliExpressでさえ一つも売られていない。
よく考えれば、防水・防塵のタフネススマホに、ジャケットやケースを作る会社はないわ。
とりあえず、手持ちのネックストラップで、ヒモが一番細いものを選び、そのヒモを、表の飾りネジに無理やり挟み込んで、首からぶら下げられるようにした。
ということで、まだ起動していない段階で、色々書くことが多くて、長くなってしまったので、この後は、また別途書きたい。
【追記】裏ブタがねじ止めされていないことについては、いただいたコメントによれば、本来付属するネジが欠品していたらしい。現在、発注元にクレームを入れているが、果たして解決するか・・・関連記事:
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