スマートリモコン「sRemo-R」を発売直後に購入したが、期待が大きかっただけに、専用アプリのデキが酷く、リモコン制御の制限も多く、結局、あまり活用できていない。

特にアプリについては、不満が大きい。

・リモコン画面の設定では、初期状態で、エアコン、テレビ、照明、DVDの4つの機器と、お気に入り1/2がタブで選択でき、それぞれのタブには既にリモコンボタンが割り当てられているが、それらの機器に割あたるリモコンボタン数が固定で、足りないと思っても増やせない

・それぞれのボタンに、赤外線リモコンの信号を記憶させることができ、この際、一連の操作をウェイトを含む複数のリモコン信号を、マクロとして一つのボタンに記憶できるのは、非常に便利。ところが、このマクロの動作がやや不安定で、時々失敗する。

・クラウドからリモコンコードをダウンロードできる機能もあるのだが、現状は、メーカー側でリモコンコードを提供する意思もないみたいだし、ユーザーもまだ少ないため、ほとんど役に立たず、自分で一からリモコンコードを設定するしかない。

・専用アプリで最悪なのは、リモコンボタンに信号を覚えさせる時や、マクロを設定するとき、スマートスピーカーの連携を設定するときに、リモコンボタンの番号を覚えておく必要があること。
リモコンボタンには、せっかく名前がついているのに、その後の設定操作では、そのボタンの番号をメモしておいて、それを選ばないといけないという、時代錯誤のUIは褒められたものではない。

・リモコン画面のボタンレイアウトが、同じサイズの四角いボタンしか選べず、配列も格子に並べられるだけで、非常に見ずらいリモコンしか作れない。

実際に、テレビや照明をAmazon Echoに連携させるところまで試してみたが、アプリのメニューで「Alexa設定」を選び、次に新規作成をタップすればいい。