精米機 BT-AG型|商品情報|象印

象印の家庭用精米機「BT-AG05」は、2004年に発売されロングセラーだった「BT-AE05」の流れを汲む、本格的な「圧力循環式」の精米方式を採用している。

「とう精ロール」と呼ばれるらせんの溝を掘った円筒を回転させながら、溝にお米を通し、米同士をこすり合わせながら、ゆっくりぬかを取るため時間は掛かる(5合で10分ぐらい)のだが、その分、発熱も小さくお米の表面が酸化されにくい。
また、お米が割れにくく、精米の村も少ない綺麗な状態で精米できるのがメリットだ。

現在でも、家庭用精米機としては、この方式を採用するのは、このシリーズのみ。

3分づき、5分づき、7分づき、上白米の分づき度合いが選べて、精米度センサーがお米の白さを見ながら精米し、設定した分づき度合いに達したところで、精米を自動的に終了してくれるのも、タイマーで時間を測るだけの他の製品に比べて、お米の品種などに左右されずに、希望する分づき度合いに仕上がる。

さらに、精米で出るぬかは、サイクロン(竜巻)気流を起こして強制的に吸引し、ぬか受けカップに分離するため、精米したお米にぬかが残りにくいよう、工夫されているのもいい。他の精米機だと、ぬかは網目から自然落下させるだけのことがほとんどなのだ。

特殊精米の機能としては、無洗米コース、白米フレッシュコース、胚芽コースがあり、無洗米コースは、深めに精米して、ぬかを完全に取るコースみたい。
白米フレッシュコースは、古くなって劣化した白米の表面を薄く削り取るコース。
胚芽コースは、ぬかは取った上で、胚芽部分だけが残るように精米するらしいが、詳しい説明がないので、どうやっているのかよく分からない。