「K-touch i7」への対抗策なのだろうか、「Soyes XS」にもRAM容量が3GB、内蔵ストレージ容量が32GBモデルのモデルが発売されたようだ。
AliExpressの一部で、「RAM 2GB/ROM 16GB」か「RAM 3GB/ROM 32GB」が選べるショップが現れている。
価格は、「RAM 2GB/ROM 16GB」モデルより1,000円ぐらい高いみたいだが、このぐらいの価格差であれば、長く使いたいなら「RAM 3GB/ROM 32GB」を買った方がいいだろう。
困った「Jelly Pro」の調子が悪い:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログさて、先日、「Jelly Pro」の調子が悪く、後継機種を買う必要が出てきたことを書いたが、結論としては、「Melrose 2019」はスペックが論外、「K-Touch i9」はハードスペックはいいものの、Google Play非対応なのでNG。
結果、日本語対応でGoogle Play対応の「Soyes XS」か「FSMART U2」から選ぶしかないかな、と思いつつある。
そこで、冷静に判断するために、改めて、この2機種で比較表を作ってみた。
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| 比較項目 |
| FSMART U2 |
| SOYES XS |
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| メーカー |
| FSMART |
| SOYES XS |
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| サイズ |
| 104(H)x49(W)x8(D)mm |
| 91(H)x47(W)x9.7(D)mm |
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| 重量 |
| 102g |
| 101g |
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| カラー |
| ブラック/ホワイト/ブラウン |
| ブラック/ホワイト/ ゴールド/Dazzle(光沢?) |
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| 画面サイズ |
| 3.15インチ |
| 3.0インチ |
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| 画面解像度 |
| 845x480ピクセル |
| 845x480ピクセル |
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| バッテリー容量 |
| 2,300mAh |
| 1,580mAh (本当は860mAhか?) |
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| SoC |
| MediaTek MT6739V/CW (Quad Core,1.5GHz) |
| MediaTek MT6735 (Quad Core,CortexA53) |
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| RAM容量 |
| 1GB |
| 2GB/3GB |
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| 内蔵ストレージ容量 |
| 8GB |
| 16GB/32GB |
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| microSDカードスロット |
| ○(SIMカードとの2択) |
| ○(SIMカードとの2択) |
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| モバイル通信対応 |
| GSM/WCDMA/LTE対応 (B1/B3/B5/B7/B8/B20) |
| GSM/WCDMA/LTE対応 (B1/B3/B38/B39/B40/B41) |
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| SIMカード対応 |
| DSDS (nanoSIM+microSIM) |
| DSDS (nanoSIM+microSIM) |
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| VoLTE対応 |
| (不明) |
| × |
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| Wi-Fi |
| ○(2.4GHz帯のみ?) |
| ○(2.4G/5Hz帯) |
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| Bluetooth |
| ○(詳細不明) |
| ○(詳細不明) |
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| 防水・防塵仕様 |
| × |
| 防塵 |
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| 指紋センサー |
| × |
| × |
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| 顔認証 |
| (不明) |
| × |
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| リアカメラ |
| 500万画素 |
| 500万画素 |
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| フロントカメラ |
| 200万画素 |
| 500万画素 |
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| フラッシュ(リア) |
| ○ |
| ○ |
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| GPS |
| ○ |
| ○ |
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| Gセンサー |
| ○ |
| ○ |
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| 光センサー |
| ○ |
| ○ |
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| 近接センサー |
| ○ |
| ○ |
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| FMラジオ |
| ○(日本バンド対応不明) |
| × |
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| ヘッドホン端子 |
| ○ |
| × |
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| 充電・通信インタフェース |
| (不明) |
| USB Type-C |
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| ストラップホール |
| (不明) |
| (付属ケースにあり) |
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| 付属品 |
| (不明) |
| ケース,保護フィルム,SIMピン 充電ケーブル,ACアダプタ |
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| OS |
| Android 8.1 |
| Android 6.0(国際版) |
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| 日本語対応 |
| 〇 |
| 〇 |
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| Google Play対応 |
| 〇 |
| 〇 |
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| 実売価格 |
| 88.99ドル(AliExpress) |
| 80.72ドル(AliExpress) |
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表にしてみると、見えていなかった部分が見えてくる。
例えば、「Soyes XS」は、サイズの割に101gは重すぎる!と思っていたのだが、よく見ると、「FSMART U2」の重量は公開されておらず、厚みは「Soyes XS」より薄いものの、サイズは「Soyes XS」より一回り大きい。
そのこと自体は、「FSMART U2」の方が液晶画面が少し大きいし、バッテリー容量も大きいので、やむを得ない面もあるが、普通に考えれば、「FSMART U2」の重量は、「Soyes XS」のそれを上回るのは確実だろう。
【追記】ショップに確認したところ、「FSMART U2」は
102gとのことだ。
なので、軽さ、コンパクトさで選べば、推測は入るが、多分「Soyes XS」の方がいいということになる。
「Soyes XS」がRAMが3GBのモデルが発売されたのに対し、「FSMART U2」は1GBのモデルのみ。これでは、Android 8.1を快適に動かすのは望み薄だ。ただ、「FSMART U2」はまだ発売直後なので、今後、RAM容量を増加したモデルが出る可能性はあるかもしれない。
一方、「Soyes XS」の残る弱点は、OSがAndroid 6.0(グローバルモデル)で古いこと。
Android 6.0であれば、一応Adaptive Storage機能は使えるはずで、microSDカードを差して、内部ストレージ容量の拡大ができるはずだから、私的には、ポータブルオーディオプレーヤーとして使うには、最低限OK。
ただ、OSが古いということは、最新アプリが使えなくなる時期が早く来るということになり、製品を長く使うという点では、弱点となる。
レビューなどを読むと、Android 7.0まではアップグレードされる可能性がありそうなことと、私の場合、こうした超小型スマホを、ポータブルオーディオプレーヤーとして使っていて、結果的に、平均1年程度で買い替えている。そう考えると、あまり製品寿命の長さにこだわっても仕方ないのかもしれない。
価格も「FSMART U2」より「Soyes XS」の方が安いことを考えれば、今、「Jelly Pro」の後継モデルとして買うなら、「Soyes XS」なのかな、という気はしている。
「Soyes XS」を買うとしたら、ポータブルオーディオプレーヤーとしてしか使わないのであれば、「RAM 2GB/ROM 16GB」でも十分かなとも思う。その分値段も安いしね(AliExpressで8,000円台で買える)。
まとめると、「Soyes XS」の難点は、OSが今どきAndroid 6.0で古いことと、重さが101gと、100gの大台を超え結構重いことと、メーカーとしてバッテリー容量やOSバージョンなど、嘘がやたら多いこと。
ということで、最後のところで、「Soyes XS」に踏み切れない自分がいる。
現在暫定的に使っている「SERVO J5+」でも、当面我慢できなくはないので、あと1か月、「FSMART U2」のメモリ増量バージョンがでないか、また、「FSMART U2」の重量に関する情報が明らかにならないかを、待ちたいと思う。
それで、どちらにするか最終的に決めたいと思う。
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