すると、ライトから高さ40cm×直径40cmの範囲に人が接近すると、勝手に点灯し、人がいなくなって30分以上経つと、自動的に消灯するそうだ。
ただ、実際に「人感機能」をオンにしてみると、ライトの前を通りかかっただけでも、それに反応して点灯するし、そうでなくても、一度、夜、誰も前に人がいないのに、勝手に点灯したこともあり、心臓に悪かった。
ライトには、プリセット/手動照明モードが切り替えでき、照明モードを切り替えるには、ランプ上部にあるダイヤルを2秒間長押しする。
プリセットの読書モード(オレンジ)、デジタル読書モード(緑)ではダイヤルの照明モードインジケーターが点灯し、読書モードはオレンジ、デジタル読書モードは緑に光る。また、手動モードでは照明モードインジケーター消灯になる。
読書モードは、デジタル読書モードより明るく、紙の本が読みやすいように色温度も高めに設定されるようだ。
デジタル読書モードは、バックライト付きの端末で読書することを想定するのか、やや暗めで暖色系の光となる。
手動モードでは、ダイヤルを回すことで、細かな設定を行うことができる。
ダイヤルの上には、内側から、照度、輝度レベル、色温度が表示され、ダイヤルを上から押すことで、照度と色温度の変更を切り替えることができる。
照度については、マニュアルモードで照度を変化させたとき、インジケーターでは照度の状態が以下の3色で示されるそうだ。
・赤:照度の状態が暗すぎます。ランプの輝度レベルを上げてください。
・緑:照度の状態は良好です。
・青:照度の状態が明るすぎます。ランプの輝度レベルを下げてください。
また、ランプが30分間点灯し続けると、照度インジケーターが点滅し、目を休める必要があることを教えてくれるそうだが、この辺、正直、余計なお世話という気もする。
マニュアルモードでの光の変化は、こんな感じ。
毎回、いちいちマニュアルモードで調節するのは面倒くさいので、もうちょっとプリセットのモードを充実してくれる方が、個人的には嬉しいかも。
さて、まとめに入るが、デスクライトとして使ってみたが、明るさは十分。
また、通常のインライン型のLEDデスクライトの場合、照明部分を直接見たりすると、目に直接強烈な光が入り、目がチカチカしたり、残像が長く残ることがあり、目にはよくないのだが、この製品のいい点としては、LEDが円弧を描くように配置されているためか、光が分散し、直接見てもあまり残像が残る感じが生じない。目に優しい光なのだ。
ただ、インテリジェントな機能や、細かな調節機能は、私にはオーバースペックで、使いきれない気もする。
「人感機能」も、そのために常時電力を消費することを考えると、「それほど必要な機能かな?」と思う。
個人的には、むしろ、普段待機電力を完全にゼロにするため、ACアダプタの先のコンセントプラグ付近に、機械的な電源スイッチを付けて欲しいぐらいだ。
同じぐらいの明るさのLEDデスクライトは、1/3~1/4ぐらいの価格で買えることを考えると、この製品が持つインテリジェント機能や、細かな調整機能に、価格差だけの価値観を感じるかどうかどうかが、この製品を購入する判断基準となりそうだ。
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