・480x854ピクセルの3インチディスプレイ「Soyes XS」と同じ3インチで480x854ピクセルのディスプレイを搭載。横幅が480ピクセルあると、画面レイアウトが崩れるアプリがグッと減るので、この点はいいな。
・本体サイズ:97.8x51.4x15.5mm防水防塵なので仕方ないところもあるが、「Soyes XS」のサイズが、91mm×47mm×10mmだったので、それよりは一回り大きいし、特に厚みがある。重量は公開されていないが、「Soyes XS」が約100gだったので、確実にそれは超えそうだ。
・SoC:MediaTek MTK6737ARM-A53のクアッドコアで最大1.3GHz、GPUはMali-T720 MP2の550MHzとのこと。ローエンドクラスだが、超小型スマホとしては並みといったところか。
・バッテリー容量:1,800mAh交換は不可。バッテリー容量は大きめだが、過去、何度も騙されてきたので、公式容量を頭から信用はできない。ただ、15.5mmという厚みを見ると、そのぐらいの容量はあっても不思議ではない気はしている。本当なら、多少重くても許せるかも。
・RAM容量:3GBこうした超小型スマホとしては大きい容量だと思う。
・内蔵ストレージ容量:32GBこちらもこうした超小型スマホとしては割と大容量。nanoSIMカードの代わりにmicroSDカードを使い、ストレージ容量を拡大することもできる(サポートする最大容量は不明)。Android 6.0なので、Adaptive Storege機能も使える。
・モバイル通信:2G/3G/4G対応nanoSIMカードスロットは2つあり、SoCの仕様制約から、4G/2GのDSDS対応と思われる。
対応バンドの記載を見ると2G:GSM B3/B8、3G:WCDMA B1/B8、T-SCDMA B34/B39、4G:FDD-LTE B1/B3、TDD-LTE B38/B39/B40/B41とあり、おそらく中国の3台キャリアが全国で使える必要最小限のバンドをサポートした、というところか。
日本では、比較的ソフトバンクが使えそうだが、日本のSIMを差して使うことはあまり考えない方がいい。
・Bluetooth搭載:(不明)なぜかスペック表に、Bluetoothに関する記載がない。多分搭載しているとは思うのだが、搭載バージョン等も不明だ。
・Wi-Fi:(不明)こちらも、なぜかスペック表に記載がない。搭載されていないことはないとは思うのだが、詳細のスペックは不明だ。
・NFC対応超小型スマホとしては珍しくNFCにも対応するが、NFCにも色々対応レベルがあり、どの程度使い物になるのかは全く分からない。
もちろん、様々な認証を通さないと使えないおサイフ機能が使えるとは期待しない方がいいだろう。
・IP68規格の防水防塵対応で、耐衝撃性も高いIP68規格は規格上の最高クラスであり、具体的には、1.5メートルの水に30分間浸すか、1メートルのコンクリートに24時間浸すことができる。耐衝撃性は、1.8メートルまでの大きな落下にも耐えることができるという。
ただ、「SERVO J5 Plus」のUSB端子はゴムキャップで保護していたのだが、数週間で簡単にちぎれてしまい、防水の意味がなくなってしまったが、この製品のUSB端子もゴムキャップで保護しているので、同様に耐久性が気がかりだ。
・PTT対応PPTというのは、いわゆるトランシーバー機能のことで、再度にPTTの起動ボタンも備える。日本では全然流行っていない機能だが、最近、海外では対応する製品が多いので、流行っているのかも。
・SOSボタン搭載サイドにSOSボタンを搭載し、ワンタッチで緊急通報ができる機能がある。こちらも、日本ではピンとこないが、海外ではそれが切実に必要な国や地域もあるのだろう。
・カメラ:リアカメラ1300万画素+フロントカメラ500万画素超小型カメラとしては割と高解像度の方だが、中華端末は、解像度偽装も多いし、実際の画質は使ってみないと分からない。
・顔認証&指紋認証対応認証は、顔認証と指紋認証対応の両方に対するようだ。指紋センサーは本体裏側みたい。
・位置情報:GPS+BDS+GLONASSに対応衛星位置情報への対応については、GPSに加え、中国のBDS、ロシアのGLONASSに対応するあたり、中国向けらしいところ。
・FMラジオ搭載:(不明)イヤホンジャックがないので、多分非対応だと思う。
・OS:Android 6.06.0は、今となってはちょっと古過ぎるな。最近Android 5.x台では動かないアプリも出てきており、6.0も、来年ぐらいから動かないアプリが増える可能性がある。
・Google Play Store対応:(不明)日本語には対応するが、Google Play Storeに対応するかが、スペック表に記載がなく不明なので、現在ショップに問合せ中。
製品写真のアイコンには、YouTubeやTwitterのアイコンもあり、対応している可能性もあるが、ハメコミ合成の可能性も高いし、対応バンドが完全に中国向けなので、Google Play Storeへの対応は期待薄かも。
・3.5mmイヤホンジャック:なしUSB Audioデバイスが使えるかも不明だし、アナログイヤホンの利用はできないと思った方がいいかも。Bluetoothイヤホンマイクの利用が必須だ。
・付属品:バッテリー、AC充電器、USB Type-Cケーブル、SIMイジェクトピン付属品は必要最小限で、中華スマホにはよくあるケースや、保護フィルムのオマケが入っているという記載はない。
こうした特殊なスマホは、スマホアクセサリーが他で販売されることがほとんどないので、できれば、こうしたアクセサリは最初からある程度付いていて欲しいところだ。
・価格:128.56ドル~現在のところ、AliExpessのSERVOの公式ショップでしか売られているのを見かけないのだが、そこでの価格は、128.56ドル。
超小型スマホとしてはちょっと高めだが、まだ発売直後だし、さらに市場に出回れば、100ドルは切りそうな値付けではある。
全体としてみると悪くはなさそうだが、OSが、Android 6.0で古過ぎるのは、長く使う上では気になるところだし、Google Play Storeへの対応がはっきりしないことには、手を出せない(現在問合せ中)。
値段もまだ高いしね。
なにより、今のところ、DAPとしては「Melrose 2019」にかなり満足していて、しばらくDAPとして使い続けるつもりなので、今すぐこれの人柱になる気はないかなぁ。
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