Google Playストアに対応以前、「Satrend S11」をご紹介したとき、Google Playストアには非対応だったのだが、現在のオンラインショップで仕様を確認すると、Google Playストアに対応し、日本語にも対応したバージョンが売られているようだ。これは、一番重要な仕様変更だと思う。
モデルバリエーションの増加以前だと、RAM 2GB/内部ストレージ 16GBのモデルしか売られていなかったのだが、ショップによっては、RAM 3GB/内部ストレージ 32GBのモデルや、RAM 4GB/内部ストレージ 64GBのモデルを選べる店が出てきているようだ。
実売価格の値下がり実売価格が、ご紹介した発売当初は1万円を超えていたのだが、現在は、RAM 2GB/内部ストレージ 16GBのモデルが、68.88ドルで買える店があり、随分値下がりした。
現在使用している「Soyes S10」は、セールで約110ドルで購入したから、それに比べればかなり安い。
ちなみに、RAM 3GB/内部ストレージ 32GBのモデルでも、100ドルを切っている。
また、以前調べたときは、分かっていなかったこととして、次のことが判明している。
・FMラジオ機能を内蔵している
・USB端子はmicroUSB端子である
・microSDカードスロットは、第2SIMと交換で使え、最大32GBまでサポートする
それ以外のスペックもおさらいしておくと、次のように価格の割に悪くない。
サイズ、重量重量に関しては、依然不明だが、100(H)x51(W)x9.9(D)mmというサイズ感からすれば、おそらく100g前後だと思われる。
【追記】その後、見つけたショップのスペック表によれば、重量は
90gとのこと。
搭載するSoCSoCは、MediaTek MT6739で、ローエンドクラスだが、こうしたコンパクトスマホとしては、まあ普通。
ディスプレイコンパクトな割に、ディスプレイが、3.22型で、解像度845x480ピクセルと、横方向に480ピクセルあるため、アプリの画面の崩れは少ない方だろう。
バッテリー容量バッテリー容量は、1,500mAhとあるが、これが本当かどうかは買ってみないと分からないのが中華端末。平気でうそをつくからな。
ただ、公称2,300mAhと言っていながら、実際は1,000mAhなんて製品が平気である中、1,500mAhという値は控えめで、本当なのかな？という気にもさせられる。
最低クラスのカメラカメラは、フロント、リア共に200万画素しかない。
中華端末の200万画素って、過去の経験から言えば、一応形式上カメラを付けましたという程度の完全なおもちゃで、メモ程度にも使えないものが多いため、期待しない方がいい。
Android 7.1搭載OSは、Android 7.1を搭載している。
現在使用中の「Soyes S10」は、Android 6.0でさらに古く、「Soyes S10」では動かないアプリがあったり、開発者オプションで、Bluetooth Audio関連の設定や、画素密度を変更する機能がないのだが、Android 7.1なら多分使えるはずだ。
「Soyes S10」は、防水・防塵という強みもあり、私自身は、しばらくこの製品をDAPとして使い続けるつもりであるが、シンプルにDAPとして使うなら、「Satrend S11」で十分な気がする。
「Satrend S11」の実売価格は、2GB RAMモデルで70ドルを切っており、DAPとして使うだけなら、2GBで十分。
この価格なら、「Satrend S11」を使い潰す感覚で、DAPとして使うのも、一つの選択肢かと思う。
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