Xiaomi「Redmi Note 9S」で「TWS Plus」を試す(1):トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

さて、TWS Plusの原理とメリットを説明したところで終わってしまったが、今回は、その続き。

TWS PlusというBluetooth Audioの接続方式だが、現状、これを利用するには、大前提としてワイヤレスホンとスマホの両側のハードウェアが次の条件を満たす必要があることが発表されている。

・左右独立型ワイヤレスホン側

クアルコムのQCC5100系(ハイエンド)/QCC3026(ミドルレンジ)/QCC3020(ローエンド)のいずれかのSoCを搭載し、Bluetooth 5.0に対応していれば、TWS Plusに対応している。


私が先日購入したXaomi「Haylou GT1 Plus」は、QCC3020を搭載しており、TWS Plusに対応することも明記されている。

・Android端末側

SoCとして、クアルコムのハイエンドSoCである、Snapdragon 845/855を搭載し、Bluetooth 5.0に対応し、スマホ側のファームウェアがTWS Plusに対応している必要があるという。

Xaomi「Haylou GT1 Plus」が2,000円強で手に入ることからも、ワイヤレスホン側の対応条件はそれほど厳しいものではないが、Android端末側の条件はかなり厳しい。

まず、TWS Plus自体が、クアルコム独自技術のため、クアルコム以外のベンダーのSoCでは、現状、対応するスマホはない。
しかも、Snapdragon 845/855というSoCはクアルコムの中でもハイエンドであり、1年古いSnapdragon 845であっても、10万円近くするスマホが普通なので、とてもではないが手軽に買えるものではない。