ワゴンRスマイル | スズキ

ダイハツの「タント・カスタム」の次に試乗できたのが、スズキの「ワゴンRスマイル」。

試乗したのは、2WDのマイルドハイブリッド車だ。

スズキの「スペーシア」やダイハツの「タント」は、軽自動車の規格を目一杯使った大きさの軽ハイトワゴンだが、「ワゴンRスマイル」は、後席スライドドアを搭載しながら、全高は「スペーシア」より85㎜低い。

しかし、実際に「ワゴンRスマイル」に乗り込んでみると、これでも必要十分な広さを備えていることが分かる。
いったんこれに乗ってしまうと、「スペーシア」や「タント」は、無駄に頭上が高いという気がしてくる。

頭上のスペースを、ネットやポールを後付けして、物をぶら下げたりして活用するなら意味もあるが、そうでないなら、「ワゴンRスマイル」のように高さを下げて、その分、車体を軽くし、重心を下げた方が、運転するにはいい気がしてくる。

予防安全機能なども、発売時点で最新のものが搭載されていて、「スペーシア」を上回る部分もあったが、その後、「スペーシア」も2021年12月のマイナーチェンジで追いつき、一部、追い越した部分もあるようだ。
この辺は、後から出た製品は、必ず古い製品を追い越してゆくものなので、ある程度割り切るしかないだろう。