・ディスプレイ:3.5インチ、解像度800x340ピクセル液晶・SoC:MTK6737(クアッドコア AnTuTu ver8 総合ベンチ4万点台)
・RAM容量:3GBディスプレイは、「SOYES S10-H」と同じと思われる。
一方、SoCは、「SOYES S10-H」が、AnTuTu ver8 総合ベンチが5万点台のMT6739よりも、さらに下位で、ローエンド中のローエンド。
・OS:Android 6.0そして、驚くのが、今時、Android 6.0だという。
「SOYES S10-H」でも、Android 9だったのに、逆戻りするというのは、呆れるほかない。
ここまでで、もうどうでもいい製品になってしまい、完全に興味を失ってしまったが、一応、スペック表から拾って書いておく。
・ストレージ容量:32/64GB・microSDカードスロット:第2SIMと択一・リアカメラ:500万画素・フロントカメラ:200万画素・生体認証:顔認識、指紋認証・DSDS対応・4G対応バンド:B1/3/5/7/8(FDD)、B39/B40(TDD)・USB端子;TYPE-C・ヘッドホンジャック:なしストレージは、32GBと64GBの2タイプのバリエーションがある。
写真を見ると、リアカメラが5眼に見えるデザインだが、もちろんシングルカメラだ。
中国は見栄社会なので、こういうフェイクは、購入者を騙すためというよりは、購入者が、周りの人間に高級スマホを持っているかのように見せられるようにするため、らしい。
生体認証は、顔認識、指紋認証の両方が可能とのことだが、フロントカメラが200万画素しかないので、まともに顔認証ができるとは思えない。
また、指紋センサーがどこにあるのか、写真を見ても分からないので、本当に指紋認証が可能なのかも確証は持てない。
「SOYES S10-H」のUSB端子はmicroUSBだったので、それがTYPE-Cになったのだけは、よくなった点か。それ以外は、「SOYES S10-H」と同等か、それより劣るのだから、なぜ、こんな製品を今頃出したのか、不思議でならない。
価格を見ると、Amazonでの販売価格は、15,900円で高い。
AliExpressでは、87.20ドルで、2ドルのクーポンが使える店が一番安く、Amazonに比べて安くで買えるが、それでも、新モデルということもあってか、「SOYES S10-H」よりは高い。
「SOYES S10-H」よりスペック上、劣る部分も多いため、「Soyes S10i」を買う意味ってどこにも見出せない、というのが正直なところだ。
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