これまで、いくつものハイブリッド車に試乗してきたのだが、どの車も、フットブレーキの感覚で、全く違和感を感じないものはなかった。

違和感の一つは、ブレーキを踏んでいった時の回生ブレーキの効き具合の変化。

ブレーキペダルを踏んでいったときに、最初は効きが弱く、途中から急に効き具合が強くなるケースが多い。

もう一つは、ブレーキを深く踏んで、回生ブレーキから、油圧ブレーキに切り替わった時の感覚の変化だ。

それまでの回生ブレーキと、ブレーキの効き具合が明らかに変わるため、いわゆるカックンブレーキになりやすい。


ところが、新型シエンタを運転していて、これまでのハイブリッドカーにはない感覚を味わえている。

まず、ブレーキの踏み込みに対して、回生ブレーキの効き具合がリニアで、車がスムーズに減速できる。