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お米からパンが作れるホームベーカリー「GOPAN」の新製品が発表された。
パナソニック、米粒の切削が静かになったホームベーカリー「GOPAN」新製品 | 家電 | マイナビニュース

米粉砕用とねり工程用の2個のモーターを1つのインバーターモーターに集約し、従来モデル「SD-RBM1000」に比べ、設置面積約25%カット、重量約31%カットというコンパクト・軽量化を実現したとのこと。
実際に、見た目にも横幅が小さくなっており、インパクトは大きい。これなら、普通のホームベーカリーと大差ないサイズと言っていい。

また、米から米粉を粉砕して作る仕組みに、ミル羽根の凹凸面で米をすりつぶすミル構造に一新し、刃のエッジで米粒を砕く構造の従来モデルに比べて、運転音が約60dBから約50dBへと低減されたとのこと。

米からパンを作る「お米食パンコース」の製パンプロセスも改良され、回転数を自在に調整可能なインバーターモーターを生かし、低速な練りが必要な米パン生地の「ねり工程」に最適な仕様となっている。こうして作られた伸びのある生地を使用することで、最適なねりを実現し、多少時間は伸びたものの、よりもちもちとした食感を楽しめるそうだ。

さらに、これまでのホームベーカリーは、ふた側にヒーターがないため焼きが甘くなる欠点があったが、この製品は、天面までムラなくこんがり焼けるよう、ふた部分にも熱が伝わる構造をを採用したとのこと。

この構造は焼き工程の短縮にもつながり、省電力にもつながる。また、インバーターモーターは、回転数を自在に調整可能なことから、省電力効果もあるはずだ。

パンは1斤タイプで、もちの容量は280~420g(2合~3合)で、やや小さめではあるが、食べたい時に作る、というスタンスなのだろう。

中身をみると、製パン工程から、サイズ、騒音対策、省電力まで、あらゆる面が改良されており、かなり力の入った新製品であることが分かる。

価格は、5.5万円前後とのことで、なかなか手が出る値段ではないが、オンリーワンの製品なので、まあ仕方のないところか。

我が家的には、三洋のホームベーカリー兼餅つき機が、まだまだ使えるので、これが壊れでもしない限り、買い替えることはないだろうな。






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