「SV-ME5000」に、SKYPE用カメラ「TY-CC10W」を繋いで、SKYPEを試してみた。

「TY-CC10W」は、元々大型テレビ用に発売されたので、「SV-ME5000」用としては結構デカい。
ただ、テレビに取り付けるクリップで「SV-ME5000」に挟めるので、取り付け自体は問題がない。


本体は白で、カメラは黒なので、デザイン的なバランスもどうかと思ったが、実際装着してみたら、それほどバランスは悪くないな。

接続はUSBだ。「SV-ME5000」の右側の防水フタを開いて、そこのUSB端子に接続する。なので、お風呂でSKYPEテレビ電話をすることはできない。

さて、ここで、普通のパソコン用のWebカメラは使えないのだろうか?という疑問がわくだろう。
そこで、手元にあったパソコン用の100万画素のWebカメラを繋いでみたが、残念ながら認識しなかった。

パソコンなら、Webカメラで取り込んだ映像のエンコードはCPUで行うだろうが、テレビのCPUじゃそんなことは無理。
「TY-CC10W」は、おそらくAVCエンコーダを内蔵していて、エンコードしたうえでテレビに転送しているのだろう。
道理で、パソコン用のWebカメラより割高になるはずだ。

ということで、パソコン用Webカメラは使えないことを確認した上で、カメラを「TY-CC10W」に戻す。

ビエラコネクトを立ち上げ、SKYPEアプリを起動すると、アカウントの入力画面になり、アカウントを入力すると、実際にテスト先に接続し、通話テストに入る。通話テストが成功すると、待ち受け状態になる。

この状態で、既にアカウントに対して設定してあったコンタクトリスト(アドレス帳)はテレビ内に呼び出されている。

画面上は、カメラをONにすると、直ちに自分撮り映像が表示される。
ここで、コンタクトリストからアカウントを選んで、別の部屋にあるパソコンのSkypeアプリに電話をかけると、無事、繋がってHD動画で通話ができた。

また、EVO 3DのSKYPEアプリとも、問題なく通話できたが、映像はSD解像度になるため、テレビに映る映像は荒くなる。

ということで、当たり前だが、ちゃんとパソコンやスマフォのSKYPEとはしっかり互換性が取れていて、問題なく通話できた。
通話の遅延もほとんど気にならなかった。

実用的には、当面使う予定もないので、とりあえずここまでの検証で終わり。

予めコンタクトリストのセットアップさせしておけば、あとはリモコンだけで操作できるから、これならお年寄りでもSKYPEが使えるかな。

ただ、そういった使い方をターゲットにするなら、カタカナで「コンタクトリスト」は止めて欲しいものだ。「電話帳」じゃないと、年寄りは分からないよ。






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