以前、天体を写真や動画に収めたい人のための、天体望遠鏡に取り付けるデジカメユニットとして、「USB 3M telescope digital camera」を取り上げたが、64bit Windowsに対応しないという欠点があり、ついに買わずに終わった。

先日、ケンコー・トキナー、天体望遠鏡で録画できる液晶付き「デジアイピース」というのが発表されているのを発見。

KDE-20D

接眼部のサイズが31.7mmの、低価格帯では割と一般的な天体望遠鏡で使用できる。
静止画、動画の記録は、microSD/SDHCメモリーカードを用いる。

静止画は、画素補完で最大500万画素とあるが、イメージセンサーが 30万画素CMOSとあるので過大な期待は禁物だ。ただ、最小照度1Luxなので、比較的暗所ノイズは少なそう。

動画も、MotionJPEG(AVI)の640×480ドット/27fpsで、WMVのHD動画が撮影できた「USB 3M telescope digital camera」よりは格段に落ちる。

USB2.0でパソコンに繋いで、パソコンのビューアーで見ることもできるが、本体に2インチの液晶モニターを内蔵し、パソコンなしでも映像が見られるし、フォーカスは分かりにくいとは思うが、モニターを見ながら、望遠鏡の照準を合わせることもできる。

「USB 3M telescope digital camera」に比べて性能がいまいちな代わりに、価格は8,000円前後と比較的安い。64bitのWindows7でも安心して使える点もいい(新製品だから当然だが)。

手軽に、月や惑星を撮影したい場合に、手頃なグッズだと思う。

 ケンコー デジアイピース ...
価格:7,180円(税込、送料別)






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