ローソン、「Squareリーダー」を全国のローソン店舗で販売開始 - 実質無料 | 携帯 | マイナビニュース

「Squareリーダー」は、米国Squareの決済サービスで使用するスマフォ、タブレット用のクレジットカードの読み取りアダプタだ。
アプリ「Squareレジ」を利用することで、スマフォなどで、一般のクレジットカードによる決済が、カード番号を打ち込むことなくおこなせるようになるらしい。

このリーダーが、ローソンで販売開始になった。
価格は980円だが、購入特典として、1,000円が指定の口座に振り込まれるため、実質無料。買っても損はないから、面白そうなので、買ってみた。

なお、説明では、一般のスマフォ、タブレットで使えるかのようにぼかしてあるが、実際には、iPhone/iPad専用のアダプタで、ヘッドセット用のミニジャックに装着して使用する。
Androidで使えるようになる可能性はほとんど皆無なのに、なぜそんな肝心のことをボカすのか、理解し難いな。

また、使えるカードは、VISA,MASTER,AMEXカードのみ。米国の会社だけにJCBは使えない点は要注意だ。

パッケージや取扱説明書を読んだが、最初よく分からず、どこでどう使ったら便利なのか、もうちょっとWebサイトでも説明して欲しいところだ。

「日本での手数料は一回の取引につき3.25%」とあり、どうやらこの手数料は、「Squareリーダー」を使用する個人の負担になるらしい。うーん、だとすると、個人では使わないな。

Squareはカード決済普及の立役者になるか?

不思議に思い色々記事を読んでみたら、この記事で納得。

このシステム、カード決済手数料の負担が重荷になる中小のお店に導入してもらうことを狙ったサービスなのだ。
つまり、このリーダーを挿したiPadをPOS代わりにお店に置き、お店の商品を買った人がクレカ決済を希望した場合に、「Squareリーダー」で読み取って、「Squareレジ」アプリで決済する。

その決済手数料は、お店が負担することになるが、3.25%と、通常のクレカ決済(5%程度)よりはかなり安いというのが、お店のメリットになる。
消費者の側から見ると、従来だと、クレカ決済ができなかった小さな店でも、クレカが利用できるようになり、高い買い物がしやすくなる、という訳だ。

…ただ、そうだとすると、ローソンが、このリーダーを積極的に売る理由が分からない。ローソン自体で使える訳でもないし、このリーダーを、一般消費者が持っていても、メリットがないように見えないからだ。

それとも、何かあるんですかね? 私が理解していない個人が持つメリットが。
何かご存知の方、教えてください。

追記)その後、思いついたのですが、一般個人でも、「フリマに出展したときに、その場でカード決済が可能になる」なんて使い道はあるな。
もし、フリマに出店する機会があれば、店先に「1000円以上のお買い上げなら、クレジットカード使えます」みたいな掲示を掲げてみようかな。
それで、まとめ買いが促されたり、高めの商品の売れ行きがよくなるなら、手数料を払っても利用する価値があるかもね。



人気ブログランキングへ