ソニー、E Inkの新テクノロジを用いた13.3型の電子ペーパー端末 - PC Watch

以前、技術発表があった、このソニーの高解像度の電子ペーパー端末「DPT-S1」が、製品発表になった。

【.biz】ソニー、世界最薄/最軽量の13.3型電子ペーパー端末 ~タッチ/ペン対応1,200×1,600ドット - PC Watch

ただ、完全に業務向けで、市場想定価格は98,000円前後というから、気軽に買える商品ではなかった。がっかりだ。

電子ペーパーには9インチのE-inkの「Mobius」を採用し、解像度は1,200×1,600ドット、コントラストは16階調。
本体サイズは、約233×310×6.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約358gと、同等の液晶画面のタブレットに対し、軽さで差をつける。
また、光学式タッチと、電磁誘導方式ペン入力のハイブリッド対応で、指でのページ送りと、ペンによる書き込みの両方が可能だそうだ。
ストレージは4GBを内蔵し、microSDカードも使える。
IEEE 802.11b/g/nの無線LANを内蔵し、micro USBでパソコンと接続や、充電を行い、バッテリー駆動時間はWi-Fiオフで最長3週間、オンで最長2週間とのこと。

スペックを見たときには、楽天koboの「kobo aura HD」を上回る、自炊書籍を読むのに最適な端末だなと思い、注目していたのだが、この値段ではね~。

企業や学校内で印刷/配布される紙の資料を置き換えることを狙うそうで、対応ファイル形式もPDFのみ。

今後、このスペックをベースにした、個人でも買える価格のソニーReaderが発売されることを望みたいな。

電子書籍端末ショーケース:kobo Aura HD――楽天 - ITmedia eBook USER

さて、これで、現時点で、自炊書籍のリーダーの本命は、やっぱり「kobo aura HD」しかないことが、はっきりしてきたな。
画面サイズは、6.8インチとソニーより小さいものの、解像度は1080×1440ドットもあり、ドット密度はソニーを上回る。
サイズは、128.3(幅)×175.7(奥行き)×11.7(高さ)mmで、ギリギリ片手で持てる横幅に、約240gというB5本並みの軽さ。

Kobo Aura HDをindigo.caで買う方法 - 準備編 | クポーン - 電子ブック楽天koboの定点観測

価格は、169.99ドルで、直輸入すると送料込みで2万円強するが、それでも何とか個人で買える価格なのだから、贅沢は言えない。
気になっていたソニー「DPT-S1」の諦めがついた今、「kobo aura HD」の個人輸入、本気で考えようかな。

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