オークションを眺めていて、はずみでWindowsタブレットを買ってしまった。

Windowsタブレットが、最近安くなっていて、2万円以下で標準的なスペックの中華タブレットが買えることについては、以前取り上げた。
ただ、どれを見てもスペックがほとんど同じで選ぶに困る状態だったのと、円安傾向の今、積極的に個人輸入する気が起きなくて、悩んでいたところで、キーボードドック付きのWindowsタブレットのASUS TransBook T100TA-DK564Gを買ってしまったので、これでいいや、と思っていた。

ただ、そうは思いながらも、普段、7インチでフルHDを超える1200x1920ピクセルのMedia Pad X1で電子書籍を読んでいると、TransBookで、10インチで1366x768ピクセルの画面で、A4の規格書PDFを読んだり、マンガを見開きで見たりすると、やっぱり解像度が物足りなく感じてしまう。
この解像度はパソコンとしては普通だが、電子書籍リーダーとして見れば、やっぱり足りないのを痛感していた。


Amazon.co.jp: ONDA V975W intel 3735D(クアッドコア) RAM2G Retina液晶 BT搭載 Windows8.1: パソコン・周辺機器

そんなとき、オークション出品の中で、この製品が目を引いた。

ONDA 社のV975WというWindowsタブレットだ。
2万円を切る価格で出品されていたのだが、その価格としては、スペックが飛び抜けていたのだ。
まず、液晶画面が、9.7インチの1536×2048ドットという高解像度。
この価格で、10インチタブレット自体が珍しく、さらに、中華タブレットでフルHDを上回る解像度は貴重だ。しかも、動画表示を重視してか、アスペクト比が16:9の製品がほとんどの中、この製品は電子書籍の表示に向いている4:3というのも珍しい。

そのほかのスペックは、CPUがIntel 3735D クアッドコア 1.83GHz、RAMが2GB、内蔵ストレージが32GBで、microSDHCカードスロットがあるあたりは、2万円以下としてはまずは平均的なスペック。
無線LANがIEEE 802.11 b/g/n対応で、Bluetooth搭載、GPS、加速度センサー搭載というあたりも平凡だが思わぬ落とし穴もない。
カメラは、フロント(200万画素) 、リア(500万画素)を備え、スピーカー、マイクも備えるので、メモ用に撮影したり、QRコードを読んだり、Skypeで通話するには必要かつ十分だろう。
インタフェースは、MicroHDMI、MicroUSB(OTG対応)、イヤホンミニジャックを備え、テレビにつないで表示したり、USBキーボードを繋いだりできるし、充電しながらヘッドホンを繋ぐこともできる。

サイズが、約241 x 169 x 8.5mmとあり、10インチの画面を考えれば、横方向の額縁は比較的小さく、7800mAhの大容量バッテリーを内蔵しながら、重量は495gと、600g前後が多い10インチタブレットの中では、かなり軽い方だ。

OSは、Windows8.1で、中国語版だが、これは簡単に日本語対応に変更できるので、問題ない。
Officeは1年間有効なライセンスが添付されているらしい。オークションでは、このライセンスキーが抜かれているケースもあるので、届かないと本当のところは不明。

高解像度の液晶画面に、興味を惹かれ、それ以外のスペックも2万円以下としては合格レベルに思えたので、気まぐれで入札してみたら、送料、手数料込みで、2万円を切る価格で落札できてしまった。
日本語化も、出品者の側で行ってから発送してくれるそうなので、お願いしてしまった。

お店で買うと、2万円台後半が相場の製品みたいなので、この値段なら安い。
2万円以下のWindowsタブレットで、10インチでこの解像度のディスプレイはまずないし、まあお買い得だったのではないかと思う。

届いたら、また詳しくレポートしたい。

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