電子書籍ストアの利用率、楽天koboがKindleをわずかに上回る~ICT総研調査 -INTERNET Watch

元々本が多い我が家だが、長年の蓄積は限界にきており、もうこれ以上本を増やしたくなくなったのが、一番の原因だった。

そこに、昨年2014年は、私個人にとっては、マンガを中心に、新刊でも紙の本と同時に電子書籍で買える本が増え、買えるなら電子書籍を積極的に選び始めた、電子書籍元年とも言える年になった。

昨年は、電子書籍で買い直したり、自炊したりして、年末には、マンガを中心に随分紙の本が処分できて、本棚を空けることができた。
家の中の本が、初めて目に見えて減ったという点で、画期的な年だったと思う。

しかし、世間的に見れば、まだまだ電子書籍元年とまでは言える状況ではないようだ。

Amazonの電子書籍リーダーのテレビCMを頻繁に見かけるようになり、楽天が、Kobo Readerを無料や安値で配りまくり、電子書籍の割引クーポンを頻発したのにもかかわらず、なかなか人の習慣は変わらないものだな。

電子書籍販売、紙の書籍を超えず - ITmedia eBook USER

電子書籍先進国の米国でさえ、未だ電子書籍が紙の本を超えるところまではいっていないらしく、意外とその壁は厚いみたいだ。

次のフェーズに進むには?~2015年の電子書籍と電子出版ビジネス:新春特別企画|gihyo.jp … 技術評論社

今年こそは、電子書籍飛躍の年になるだろうとのことだが、毎年そんなことが言われ続けているので、本当かな?という気もする。
普及の障害となっている要因が、いつまでたっても一向に解消されないからだ。

オンライン書店e-hon : 本 コミック 雑誌 通販

自分が好きな作家はe-honキーワード登録して、新刊が出たらメールで知らせてくれるようにしているが、未だに、マンガ以外は、新刊を電子書籍で買いたくても、事前予約ができないどころか、発売後もなかなか電子書籍が発売されない本がほとんどだ。
この状況が全然改善されてない。

東野圭吾のように、人気作家なのに、一切の電子書籍化を拒否している作家も少なくないまま。

こんな状況が変わらなければ、2015年が、電子書籍飛躍の年になど、ならないと思うな。

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