ASCII.jp:ウォークマン圧勝だが……ポータブル音楽プレーヤーシェア早わかり (1/2)|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」

ポータブル音楽プレーヤーの市場は、2011年以降、ソニーがアップルを逆転。その後は、ぐんぐん差を広げて首位となっている。
ところが、実際には、ポータブル音楽プレーヤーの市場自体が、スマートフォンなどに奪われてジリ貧であり、ソニーが躍進したとまではいえない状況だ。
アップルは、iPodシリーズの開発を縮小しており、もはややる気があるようには見えないのだが、ソニーは、逆にハイレゾ音源への対応で、再度市場拡大ができると見て、新製品も出し続けている。
ただ、プレーヤーの値段は、まだまだ高い。理由としては、高性能の音声処理用のDSPやD/Aコンバータもあるが、なんといっても、データ容量が多いハイレゾ音源データを格納するため、大容量の内蔵ストレージを持つ必要があることも大きい。

ハイレゾ音源配信自体が、まだまだマイナーな存在で、コンテンツ数も少ない段階なので、ハイレゾ対応のAV機器の市場も、まだまだマニア向けの市場にとどまるようだ。


オヤイデ電気、コンパクトで低価格なハイレゾ対応プレーヤー | マイナビニュース

今回、オヤイデ電気(小柳出電気商会)が発売したコンパクトハイレゾプレーヤー「FiiO X1」は、推定市場価格は20,000円前後(税別)で、実勢価格はすでに1.7万円を切っており、かなり安くて驚いた。