奥さんから、我が家の1階のシャワートイレが動かなくなったとのこと。リモコンの電池が切れたんじゃないの?と言うと、電池を替えたけどやっぱり動かないという。
そこで、状況を調べてみたら、本当に動かない。

今のトイレは、家を建てた時についていたINAX製の便器一体型のシャワートイレで、もう10年近くたつから寿命の可能性もある。
場合によっては、交換も考えなければいけないのかなぁ。だったら、工事費込みで10万円ぐらい掛かるので痛いなぁ、などと思いながら、とりあえず、2階のトイレが同じリモコンなのを思い出し、それを持ってきて操作してみたら、ちゃんと動く!

結局、リモコンの電池が切れたのだが、交換した電池も使用済のものだったらしく、電池切れで動かなかっただけらしい。1階のリモコンを、再度、間違いなく新品の電池に交換したら無事動いた。

ほっとしたが、でも、家を建ててから10年近いので、給湯器やら、ガスコンロやら、トイレやら、あちこちガタが来ているな。次に何が壊れてもおかしくないことは、覚悟すべきかもね。

ところで、今回のトイレの件があって、最新のトイレについて価格や機能について改めて調べてみた。

ちょっと面白いな、と思ったのは、一時期席巻していたタンクレストイレの扱いが減り、昔からあるタンクのあるトイレが復活しつつあること。

私自身、タンクレストイレに対しては、何のために存在するのか理解しがたい抵抗感があった。
確かに、便器の奥行は多少小さくなるのだろうが、高さは低くなったからと言って、実際上は、何もメリットは感じない。
逆に、タンクの上の手洗いがなくなることで、トイレ内に別途蛇口と小さな洗面台を設置する必要があり、余分な工事費もかかってしまうし、その場所も取る。
それに、流す水で手を洗う構造って、日本以外ではほとんど見かけず、日本のトイレの素晴らしい点の一つとして必ず挙がる節水の工夫なのに、それを敢えて止める意味も理解しがたかった。
だから、タンク式トイレが復活しつつあるのは、個人的には大歓迎だ。