電力自由化後の託送料金が決定!新電力の電気はどうなる?

昨年12月18日に、経済産業省が電力10社の託送供給等約款を認可し。2016年4月から適用される託送料金(新電力事業者が支払う送電網の利用料金)が正式に決定し、ようやく年末から年明けにかけて、具体的な料金プランについて発表する会社が現れ始めた.

東京ガスが「ずっともプラン」、ISP各社の光回線とセットの「東京ガストリプル割」も -INTERNET Watch

まず、発表で先陣を切るのは、東京ガス。
使用量が多いほど割引率が高くなる仕組みで、一定以上の電力使用量なら、東京電力の料金を下回るように設定されている。
年間電気料金が10万円程度の世帯なら、東電よりも4~5%安いそうだが、我が家の電気料金は、年間で13万円を超えるので、確かにメリットはある。
ただ、5%程度というのは、決して大きな差とも言えない。

ただし、電気とガスのセット「ずっともプラン」、さらには、光回線インターネットとのセット「東京ガストリプル割」で、セット割引も用意する点は、現時点で都市ガスとのセット割が提供できない東京電力より有利な点だ。

また、家庭用燃料電池「エネファーム」を設置している世帯にも割安な電力料金プランを用意するそうだが、「エネファーム」はガスで発電するため、電気使用量は確実に減る。
東京ガスは、電気を売りたいのか、売りたくないのか、よく分からない施策ではある。