実際、釜では洗米しないのにもかかわらず、使用後5年ほどで、釜のテフロン加工された内側に少し傷が入り、最近は、それが拡大し、赤サビらしきものが出始めている。
炊き具合も、設定を変えても、割と固めに炊けてしまい、当初は家族の評判もあまりよくなかった(今は慣れてしまったが)。
ちなみに、後から聞いたところによると、関東のメーカーは関西のメーカーに比べ、固めの炊き具合になるらしい。私も奥さんも関西出身なので、関西メーカーの炊飯器の方が好みに合いそうだ。
圧力を抜く穴のフィルターキャップのロックも緩み、炊飯中に外れてしまうことが、時々発生するようになり、フタについている圧力ゴムパッキングにも、1本、劣化による切れ目が入ってしまったので、これが今後増えて、圧力釜として正常に動作しなくなる可能性もある。
そんな状況なので、まだ騙し騙し、まだ動いているうちに、炊飯器の買い替えを検討することにした。
炊飯器メーカーも、10年前に比べれば、随分と減り、象印、タイガー、パナソニック、三菱電機、日立、東芝、シャープぐらい。
ただし、東芝、シャープは、家電品は将来のサポートが不安。
実質上、象印、タイガー、パナソニック、三菱電機、日立が5強といったところか。
三菱電機の炊き具合が固めで気に入らなかったこともあるので、次に買うなら、関西メーカーの象印、タイガー、パナソニックということになるのだろうか。価格は、パナソニックが一番高く、その次に象印、タイガーとなる。
スペックに対して価格が安めに見えるのが、関西メーカーではないが日立で、安過ぎて不安にも感じるぐらい。
容積的には、子供が二人いて、現状の五合炊きでは多少足らないこともあり、一升炊きが欲しいと思った時期もあったが、その二人も大学に進学してから消費量も減りつつあるため、次も五合炊きでいいだろう。
製品の特徴としては、IH圧力釜、内釜の素材、蒸気レス、節電(炊飯および保温)、最適化された炊飯モード、炊飯以外の調理機能あたりが、差別化項目になるようだ。
ただ、ハイエンドは、10万円を超えるとても手が出ない超高級品もある商品なので、どこらへんで割り切るかが一番の問題になる。
なので、カタログを集めて、ある程度ラインナップと特徴が把握できたら、予算を最初に決めて、その範囲内でベストの選択肢を探す方がいい気がしてきたな。
また、商品的に、毎年、劇的に製品がよくなる訳でもないから、新製品だけでなく、安くなったワンランク上の旧型を狙うのもアリだと思う。
我が家的に気にする点としては、次のあたりか。
・炊飯時間が短縮できるので、IH圧力釜は必須
・現在使用中の炊飯器が5年でテフロンが剥がれてきたため、内釜のコーティングが強いこと
・キッチン壁面収納の中央部に置くため、家具が蒸気で傷まないよう、蒸気レスの方がいい
・お米は五分づきで、雑穀米を混ぜて食べることが多いため、そうしたお米が、よりおいしく炊けるコースがあると嬉しい
・炊飯時の消費電力は気にするが、保温はほとんど使わない(冷蔵庫にタッパー保存する)ため気にしない
・炊飯以外の調理機能は、とりあえず気にしない
予算は、奥さんとの相談の結果、とりあえず3万円以内かな。気に入った商品があれば、もう少し出すかもしれないが。
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