DIGA・2016年春の新製品 [AV機器]
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最近、パナソニックの春の新製品は、全自動レコーダーのみだったのだが、今春は、なぜか通常の予約録画式のレコーダーも1機種発表。これが、本当に謎で、後で詳しく説明したい。
3ステップ設定で10ch録画。全自動レコーダを目指すDIGA - AV Watch
まずは、全自動レコーダー、世間的には全チャンネルレコーダーと呼ばれる製品は、7TB HDD+10ch全自動録画対応の最上位機種「DMR-BRX7020」が22万円前後、4TB HDD+6chの「DMR-BRX4020」が16万円前後、2TB HDD+6chの「DMR-BRX2020」が10万円前後の3機種が発表された。
今回の新製品は、ハードウェア的にはさほど変わらず、使い勝手の向上がメインのソフトウェアのマイナーチェンジだ。
改良点をピックアップすると、次の点あたりか。
・従来16ステップだった初期設定を3ステップに省力化
・VIERA(2007年以降モデルをHDMI接続し、有線LANでインターネット接続している場合は、1ステップでDIGAの設定が完了
・「昼の番組を省く」など、利用者の実際の視聴時間帯やジャンルごとに録画時間をおすすめする「おすすめ設定診断」機能
・パソコンからのリモート視聴などに対応
・ネットワーク機能では、新たにAmazonビデオに対応
一方、SeeQVault対応は、USB接続のHDDに留まり、なぜか、今回もSDカードには対応しなかった。
SeeQVault対応HDDが、各社のファイルシステムが異なるために、メーカー間の互換性が取れない中、唯一互換性が取れるのはSDカードなのだし、パナソニックはSDカード規格の主要メンバーなのだから、いつまでもやらない意図はさっぱり理解できない。
また、4kネット配信に対応したり、動画サーバーとしても使えることを謳いながら、HDMI出力は、仕様一覧には明記はないが、4K(24p/30p)アップコンバート出力可能とあるから、おそらく依然としてHDMI1.4のままなのだろう。
ここらへんも、4kに対して、やる気があるのかないのかよく分からないところ。
全体的に見て、今回は、あまり目新しい点はないな。
パナソニック、新番組取り逃しを防ぐ6チューナBDレコーダ。実売9万円 - AV Watch
そして、今回異例なのは、昨年秋に発売された6チューナ搭載のBlu-ray Discレコーダ「DIGA DMR-BRG2010」の後継機「DIGA DMR-BRG2020」が発売されること。店頭予想価格は9万円前後。
DIGAの発売周期は、このところ1年であり、6ヶ月で新製品が出るのは異例だ。
しかも、6チューナー搭載の最上位機種のみ発売となると、当然期待するのは、「DIGA DMR-BRG2010」で不評だった「DRモード以外で録画すると、一旦DRモード以外で録画して、バックグラウンドで録画モードに変換する」という仕様の改良だ。
ところが、この点については、ニュースリリースを読む限り、「DIGA DMR-BRG2010」から全く変わっていないようで、がっかりだ。
結局、改良点を上げると、次の点ぐらいしかない。全自動レコーダーでの改良点で、適用できるものをこちらにも搭載した、という感じだろう。
・筐体をさらに薄型化
・番組表上で新番組をポップアップでお知らせする「新番組おしらせ」機能
・Amazonビデオに対応
この程度で、なぜわざわざ新製品を出したのかが、よく理解できない。
ひょっとしたら、Amazonビデオに対応することで、Amazonからキックバックがあるのかな?などと勘ぐってしまうぐらいショボイ新製品だ。
逆に言うと、製造中止になる「DIGA DMR-BRG2010」の価格が下がれば、そちらの方のお買い得度の方が高いと思う。
ソニーもこのところそうだが、レコーダーという製品ジャンルの魅力が薄れて、全然新しさを感じなくなって久しい。
これからはネット動画配信の時代だし、4k放送は録画禁止かもしれないので、もうレコーダーという商品ジャンル自体、この程度で終わりなのかもね。
関連記事:
パナソニックのBDレコーダー「DIGA」2015秋の新製品:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
パナソニックから「全自動DIGA」の新製品:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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最近、パナソニックの春の新製品は、全自動レコーダーのみだったのだが、今春は、なぜか通常の予約録画式のレコーダーも1機種発表。これが、本当に謎で、後で詳しく説明したい。
3ステップ設定で10ch録画。全自動レコーダを目指すDIGA - AV Watch
まずは、全自動レコーダー、世間的には全チャンネルレコーダーと呼ばれる製品は、7TB HDD+10ch全自動録画対応の最上位機種「DMR-BRX7020」が22万円前後、4TB HDD+6chの「DMR-BRX4020」が16万円前後、2TB HDD+6chの「DMR-BRX2020」が10万円前後の3機種が発表された。
今回の新製品は、ハードウェア的にはさほど変わらず、使い勝手の向上がメインのソフトウェアのマイナーチェンジだ。
改良点をピックアップすると、次の点あたりか。
・従来16ステップだった初期設定を3ステップに省力化
・VIERA(2007年以降モデルをHDMI接続し、有線LANでインターネット接続している場合は、1ステップでDIGAの設定が完了
・「昼の番組を省く」など、利用者の実際の視聴時間帯やジャンルごとに録画時間をおすすめする「おすすめ設定診断」機能
・パソコンからのリモート視聴などに対応
・ネットワーク機能では、新たにAmazonビデオに対応
一方、SeeQVault対応は、USB接続のHDDに留まり、なぜか、今回もSDカードには対応しなかった。
SeeQVault対応HDDが、各社のファイルシステムが異なるために、メーカー間の互換性が取れない中、唯一互換性が取れるのはSDカードなのだし、パナソニックはSDカード規格の主要メンバーなのだから、いつまでもやらない意図はさっぱり理解できない。
また、4kネット配信に対応したり、動画サーバーとしても使えることを謳いながら、HDMI出力は、仕様一覧には明記はないが、4K(24p/30p)アップコンバート出力可能とあるから、おそらく依然としてHDMI1.4のままなのだろう。
ここらへんも、4kに対して、やる気があるのかないのかよく分からないところ。
全体的に見て、今回は、あまり目新しい点はないな。
パナソニック、新番組取り逃しを防ぐ6チューナBDレコーダ。実売9万円 - AV Watch
そして、今回異例なのは、昨年秋に発売された6チューナ搭載のBlu-ray Discレコーダ「DIGA DMR-BRG2010」の後継機「DIGA DMR-BRG2020」が発売されること。店頭予想価格は9万円前後。
DIGAの発売周期は、このところ1年であり、6ヶ月で新製品が出るのは異例だ。
しかも、6チューナー搭載の最上位機種のみ発売となると、当然期待するのは、「DIGA DMR-BRG2010」で不評だった「DRモード以外で録画すると、一旦DRモード以外で録画して、バックグラウンドで録画モードに変換する」という仕様の改良だ。
ところが、この点については、ニュースリリースを読む限り、「DIGA DMR-BRG2010」から全く変わっていないようで、がっかりだ。
結局、改良点を上げると、次の点ぐらいしかない。全自動レコーダーでの改良点で、適用できるものをこちらにも搭載した、という感じだろう。
・筐体をさらに薄型化
・番組表上で新番組をポップアップでお知らせする「新番組おしらせ」機能
・Amazonビデオに対応
この程度で、なぜわざわざ新製品を出したのかが、よく理解できない。
ひょっとしたら、Amazonビデオに対応することで、Amazonからキックバックがあるのかな?などと勘ぐってしまうぐらいショボイ新製品だ。
逆に言うと、製造中止になる「DIGA DMR-BRG2010」の価格が下がれば、そちらの方のお買い得度の方が高いと思う。
ソニーもこのところそうだが、レコーダーという製品ジャンルの魅力が薄れて、全然新しさを感じなくなって久しい。
これからはネット動画配信の時代だし、4k放送は録画禁止かもしれないので、もうレコーダーという商品ジャンル自体、この程度で終わりなのかもね。
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