欧米の自動車関連規制当局の省エネ規制の強化により、HVがエコカーではなくなり、エコカーの主体をEVやPHVに移行させようという、ある意味、トヨタ狙い撃ちの政治的圧力が強まっている。


先代とどこが違う? 日本仕様のプリウスPHV登場! - 日経トレンディネット

そんな中、トヨタもようやくPHVに力を入れるようで、新しいプリウスPHVは、先代プリウスPHVに比べ、デザインも一新され、新型プリウスに比べても、新しい点が多い、力の入った新製品となるようだ。

まず、エクステリアデザインが、フロントフェイスが、MIRAIに少し似た大胆なデザインに変更され、リアのデザインも大胆に変更されるなど、新型プリウスと明らかに違うイメージを与えることに成功している。
エクステリアもインテリアも、ベースのプリウスとほとんど変わらなかった先代プリウスPHVとは大違いで、今回は、プリウスPHVを本格的に売るぞ!という気満々だ。

車内に視点を移すと、センターディスプレイには、11.6インチの縦型の大型タッチパネルが度肝を抜く。
サイズも大きいが、何より縦型というのが素晴らしい。そもそも、カーナビで地図を表示するなら、進む道の先ができるだけ先の方まで表示できる縦長画面の方が、便利に決まっているのだ。
大半のカーナビがそうなっていないのは、規格で決まった2DINサイズのコンソールに収めるためでしかない。
ただ、このDIN規格の足かせを外し、大画面を搭載したナビもようやく登場し始めてはいるが、ここまで大胆なセンターコンソールは、かつてないと言える。オプションになるようだが、是非付けたいところだろう。