NHKだけ映らない機器設置の男性に受信料1310円支払い命令「機器取り外せる」:イザ!

NHKの放送だけをテレビに映らないようにする専用機器を取り付けた男性に対し、NHKが受信料1,310円の支払いを求めた訴訟の判決が東京地裁であり、「いったん機器を取り付けても、男性の意思次第で機器を取り外して再びNHK放送を見ることができるため、受信料の支払い義務は免れない」として、男性に1,310円の支払いを命じた、というニュースを見た。

男性は「機器を取り外したこともなく、取り外すつもりもないが、裁判所がそう判断したのであれば、今度は機器を溶接して物理的に取り外せないようにした上で、新たに司法判断を仰ぎたい」と話しており、控訴の意向らしい。

放送法は、NHK放送を受信することのできるテレビなどを設置した場合、NHKと受信契約を結ぶことを義務付けているが、「NHKだけ映らない機器設置」って、そもそもどんな装置だろう?と思い、早速ググってみた。


NHK受信を拒否する装置の仕組みを公開するぞ!でも値段高そう… - しんせん日記

どうやらこの製品(IRANEHK-AK27AB26N)のことらしい。
価格は、5,000円前後するらしく、中身の仕組みが想像できるだけに、ちょっと高過ぎるな、と思わざる得ないが、文系で何もわからない人は、買っちゃうんだろうな。
こんなの自分でも作れる。
こんなにコンパクトには作れないが、自分で回路基板をケースに入れて2,000円で作って売っても、儲けが出るぞ。

単純な話で、アンテナとテレビの間に挟むアダプタの中身は、首都圏でNHKとEテレの周波数であるUHF26,27chの周波数の電波だけをカットするバンドストップフィルターだ。