ASCII.jp:ウォークマン圧勝だが……ポータブル音楽プレーヤーシェア早わかり (1/2)|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」

アップルから、ポータブル音楽プレーヤーiPodシリーズの新製品が発表されなくなって久しい。
公式発表はないが、もうiPodシリーズの新製品は出ることはないのかもしれない。

コストパフォーマンスがよく一時は市場をにぎわしたiRiver、iAudio、COWONといった韓国メーカーもほとんど撤退状態。

最近は、ポータブル音楽プレーヤーといえば、一部のオーディオマニア向けハイエンド製品を除けば、ほとんどソニーの市場独占状態が続いていた。

ところが、最近、中国製の手頃な値段で、性能や音質も悪くないように見えるポータブル音楽プレーヤーが続々登場し始めた気がする。

その前に、中国製のコストパフォーマンスのいいヘッドホン、イヤホンが登場し始める現象があったが、これは、日本などの大手AV機器メーカーが、中国メーカーに品質指導してOEM製品を作らせたお蔭で、技術力を身に着けた中国メーカーが増えたことが大きい。

おそらく、ポータブル音楽プレーヤーについても、同じような状況が起きつつあるのだと思う。

最近では、特に、ヘッドホン専門店「e☆イヤフォン」が、最近、立て続けに日本での販売を発表した中国メーカー製のポータブル音楽プレーヤーが、目を引く。

2万9800円のハイレゾプレーヤーも! e☆イヤフォンが中国シャンリンのDAPやポタアンの販売を開始 - ITmedia LifeStyle

まず、8月には、中国のShanling Digital Technology Development(シャンリン)のデジタルオーディオプレーヤー「M5」「M2」をを発表した。


「M5」は、DACに、音質に定評のある旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を搭載し、最大192kHz/32bitのPCM音源を再生できるハイレゾ対応のポータブル音楽プレーヤー。
DSD音源の再生も、高音質なDSD128まで対応。
3インチ、480×800ピクセルのIPS液晶パネルを搭載し、音楽だけでなく動画再生も可能なようだ。
ストレージはMicroSDXCカードに対応。
本体サイズは57×13.8×120mm、重量は約135gとスマホより一回りコンパクトで、ブラック、ブロンズ、グレーの3色をラインアップ。
販売価格も49,800円と、ハイエンド仕様としてはリーズナブルだ。同等のスペックの商品を、10万円をはるかに超える価格で売っている高級オーディオブランドもあることを考えると、実は激安なのだ。