9.7型の新iPad登場。A9チップ搭載で32GB 37,800円、128GB 48,800円 - AV Watch

アップルが、3月21日に、9.7型の新iPadを発表し、同時に、iPad miniやiPhone SEのラインナップ変更、iPhone 7の新カラーなどを一斉に発表した。
これまでなら、それぞれ別の時期に新製品を発表してきたような製品系列なのに、一斉に発表するとは!と思いつつ中身を見て見ると・・・

まず、新型iPadは、9.7型のiPad Proの後継機種だが、機能や性能より、まずは価格が一番の訴求点のようだ。

直販価格でWi-Fi版の32GBが37,800円、128GBが48,800円。Wi-Fi+Cellularは32GBが52,800円、128GBが63,800円で、32GBが66,800円、128GBが84,800円~だったiPad Proより、大幅に値下げされている。アップルにしては珍しいことだ。

もっとも、世の中には、iPad Proと同じディスプレイサイズで半額以下のAndroidやWindowsのタブレットが溢れており、iPadのシェアに陰りが出ていたので、これは当然の施策とも言える。

カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイ。

CPUは64bitのA9プロセッサとM9コプロセッサにアップグレードされたが、ついに、かなり無理やり感があった「従来機種より何倍速い」という表現はしなくなった。