BRG2020 | ブルーレイ/DVDレコーダー DIGA(ディーガ) | Panasonic

DMR-BRG2020では、USB外付けHDDは同時には1台しか接続できず、交換しても最大7台までしか認識しないと制約がある。

そのため、DMR-BRG2020を使って、他の機器で録画した番組をできるだけUSB外付けHDDに集約しようとする場合、これから購入するUSB外付けHDDは、できるだけ大容量の物を購入しておきたい。

HDD が AV コマンド対応か調べたい: ひでのブログ

しかし、レコーダーの場合、USB外付けHDDなら何でもいいかというと、そうではない。
メーカー側としては、できれば、「ATA-7 AVストリーミングコマンドセット(AVコマンド)」をサポートするHDDドライブが搭載された製品を推奨している。

これは、「書き込みエラーが発生したときに、リトライせず無視して次のデータを書きに行くというレコーダー専用コマンドだ。
通常のPC用HDDのライトコマンドだと、HDDに問題が起き、あるブロックが書き込めないことが起きると、書き込めるまで何度もリトライを繰り返すが、それだとレコーダーのようにリアルタイムに放送を録画する場合、次のデータの書き込みに間に合わなくなってしまい、最悪録画自体を終了せざるをえないなってしまう。
これが、AVコマンドを使って書き込めば、書き込めなかった部分だけが、画面上のブロックノイズなどで崩れて表示されるだけで、全体としては録画が継続できるため、レコーダーにはこちらの方がいいのだ。

推奨USB-HDD サポート情報 | 動作確認情報一覧 | ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー | お客様サポート | Panasonic

こちらのパナソニックのサイトには、推奨HDDの情報が書かれており、おそらくこれらはAVコマンドをサポートしているのだが、表が古く、最大2TBのHDDしか記載がない。

【定期更新】DIGA用外付けHDD※推奨品【価格・ハードディスク容量・性能比較】

こちらの比較的新しいサイトを見ると、最近の通常録画のDIGAは、どうやら4TBのHDDまでは利用可能な製品があるようだ。
ただ、5TB以上の製品は掲載されておらず、おそらくファイルシステムに起因する様な制約があるのかもしれない。

ということで、これから録画用のUSB接続HDDを買うなら、ライブラリ化できる容量を最大化するためには、AVコマンド対応で4TBの製品を買うのが望ましいことになる。