Windowsタブレットは、電子書籍リーダーには向かない、という定説がある。

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】8型Windows 8.1タブレットで電子書籍を試す ~徐々に広がりつつある電子書籍のWindowsタブレット対応 - PC Watch

電子書籍ストア各社がWindows用として配布しているビューワは、キーボードとマウスを備えたマシンで利用することが前提になっており、タブレット端末のタッチインターフェイスで使うことを想定していないものが大半だからだ。
画面構成も、マウスを想定したメニューやスクロールバーに場所を取られ、電子書籍の表示エリアが狭まってしまう。

タッチインタフェースに対応したWindowsストアアプリの電子書籍リーダーは、今でも限定的で、「紀伊國屋書店ウェブストア」などがあるぐらい。

Windowsタブレットで電子書籍を読むならKindle Cloud Readerがよさそう: tmo1201_blog

一部の電子書籍サービスでは、Webブラウザで電子書籍が読めるサービスを実現しており、例えば、Kindle Cloud Readerサイト(https://read.amazon.co.jp)や、eBookJapanの「ブラウザ楽読み β版」サイトを、全画面表示したWebブラウザで表示すれば、Windows版電子書籍リーダーより、明らかに文書表示も大きく、タッチ操作もしやすい。

とはいえ、Webブラウザで見る弱点もあって、予めダウンロードしておいて、オフラインで読むことが出来なかったり、指で電子書籍の操作をしたつもりが、Windowsのスワイプなどの操作に誤認されたりすることもあるし、ブラウザで読める本に制約があるサービスもある。