Android TV

Android TVというと、「NEXUS PLAYER」を持ってはいるが、完全にホコリをかぶったまま。そろそろ、テレビから外そうかと思っている。
ソニーのテレビがAndroid TVを採用したことから、もっと盛り上がるかと思いきや、ソニーのAndroid TVは独自の進化を遂げ、ソニーのブラビアしか動かないアプリも多く、日本においては、Android TVとしての盛り上がりは起きなかった。

例えば、ソニーのブラビアでは、ニコニコ動画/生放送や、Aamzonビデオのアプリが動作するが、これらは、「NEXUS PLAYER」など一般的なAndorid TV端末では動かない。
正直、「Amazon Fire TV Stick」の方が、使い道が広いので、そちらばかりを使っている。

なので、4K/HDR対応というスペックアップはあるにしても、今頃、同時に2機種ものAnorid TV搭載TV BOXが発売されたことに、多少困惑している。


アイ・オー、Android TV搭載4Kメディアプレーヤー。USB/microSD動画を簡単再生 - AV Watch

まずは、アイ・オー・データ機器から、Android TV搭載の4Kメディアプレーヤー「AV-ATB100」。
店頭予想価格は32,800円前後というから、結構高い。

テレビなどにHDMIで接続し、USBメモリやmicroSDカードの4K動画を再生できるメディアプレーヤーだそうで、再生アプリ「HomeMedia」がプリインストールされ、付属のシンプルなリモコンで操作可能。

4K動画の再生対応フォーマットはH.265/HEVCとVP9のみで、フルHD以下なら、MPEG-4 AVC/H.264やMPEG-2などの再生も可能だが、「HomeMedia」がサポートするのは、接続されたUSBストレージなどに入っているファイルのみ。

DLNAなどのネットワーク再生は対応しないし、他のAndroid TV対応アプリもインストール可能だが、サポート外となるという。

JPEG/PNG/GIF/BMPの静止画表示にも対応するが、静止画の最大解像度は4kではなく、1,920×1,080ドット。

音声はAAC/MP3/FLAC/リニアPCM/ドルビーデジタル/ドルビーデジタルプラスに対応に対応するが、説明のどこにもハイレゾ対応とは書かれていない。

3万円以上もするのに、なんだこりゃ?という感じだ。

それに比べると、同じ日に発表されたピクセラのAnorid TV搭載TV BOXは、作り込み感があり、注目せざるを得ない。