2018年8月30日 放送 浅野撚糸 社長 浅野 雅己 (あさの まさみ)氏 |カンブリア宮殿: テレビ東京

先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」を見ていたら、浅野撚糸という会社が発売した「エアーかおる」という、吸水性が抜群に優れたタオルが、累計販売枚数が600万枚を超える大ヒットしていることを紹介していた。

通常の半分の幅ののバスタオルでも、お風呂上がりの体や髪の水分を十分吸収でき、髪を乾かすドライヤーの時間も半分に短縮できるという。
しかも、それでいて、速乾性にも優れているという。

この「エアーかおる」、撚糸業者が作った。

原材料の糸を撚って、撚糸を作り、繊維製品の製造業者に卸すというのが本来の業務だったのだが、浅野撚糸は、業績が厳しい中、独自の撚糸技術を磨き、「水溶性糸」という、当時使い道が見つからず困っていた意図に目を付け、それを織り込んだ後、その糸を溶かすことで、内部に空洞の多い撚糸を製造することに成功し、それを三重県の老舗タオルメーカー「おぼろタオル」(ここも廃業寸前だったらしい)に持ち込み、そのコラボによって、「エアーかおる」が誕生したそうだ。

特徴としては、次の点があるそうだ。