「LEMFO LEM T」をDAPとして首からぶら下げて使おうと思っていたのだが、バンドがアンテナとして使われていることが分かったので、バンドは取り外さず、カバンにでもぶら下げて使おうと思う。
まずは、DAPとして使うため、「Melrose 2019」にインストールした音楽、ラジオ関係のアプリを、そのまま、「LEMFO LEM T」にインストールしようとしたら、
ラジオ番組向けメディアプレイヤー(速度変更スキップレジューム区間リピート - Google Play のアプリなぜか、肝心の「ラジオ番組向けメディアプレイヤー」がインストールできない。
Google Play Storeからインストールできないだけでなく、APKファイルを抽出して、無理やりインストールしようとしてもみたが、それでもエラーが出てインストールできなかった。
ラジオ番組を聴くには一番便利で、最も常用しているアプリだけに、これは困る。
AudioReplay レジューム再生で続きから聞ける！ - Google Play のアプリとりあえず、比較的ラジオ番組向けに便利な「AudioReplay」というアプリがインストールできたので、それを使うことにする。
それ以外にも、ListenRadio、SPOONラジオ、音泉、Googleテキスト読み上げ、Google Chromeといったアプリが、インストールできなかった。
とはいえ、「radiko」や「らじる☆らじる」などのラジオアプリや、「Amazon Music」や「Google Play Music」「Sportify」などの音楽アプリなど、ほとんどの使いたい主要なアプリは問題なくインストールでき、利用もできるようなので、DAPとしては許容範囲だとは思う。
インストールできたアプリについては、横の画素数が640ピクセルもあるせいか、比較的画面の崩れ、乱れはなく動作している。
それだけに、「ラジオ番組向けメディアプレイヤー」がダメなことが惜しい。
次に、付属のPOGOピン-USBケーブルをパソコンに接続して、パソコンから「LEMFO LEM T」にラジオ番組や音楽ファイルを転送して、「AudioReplay」アプリで再生してみたが、MP3やAACの音楽ファイルだけでなく、radikoなどの配信で使われているHE-AAC形式の音声ファイルも、正常に再生された。
これなら、ラジオ番組を聴くのに使えそうだ。
ただ、アンテナの設計が悪いのか、Bluetoothイヤホンの音声が途切れがちで、ラジオ番組は何とかなるが、音楽を聴くのは厳しいかもしれない。
特に、左腕に付けて、左耳にイヤホンを付けるより、右耳にイヤホンを付ける方が、距離が遠いせいか音切れが多くなる気がする。
さらに電波状況が悪い街中では、果たしてどうなるのだろうか？
バッテリー容量については、カタログ値の2,700mAhに対し実際は1,000mAhしかないことが分かったが、それでも超小型スマホとしては平均的な容量だ。
実際に、次の条件で、どのぐらい持つか検証してみた。
・GoogleFitのGPSと歩数計：有効
・バックグラウンドインテリジェントセーバー：有効
・バッテリーセーバー：電池5％で自動ON
・画面輝度：最小
・スリープ：1分未操作でスリープ
すると、とりあえず4日＋2時間でシャットダウンし、4日も持つことが判明。
ただし、正月休み期間中なので、ほとんど出歩いておらず、ずっと歩き続けた時とは、もう少し減りが速いかもしれない。
とはいえ、これまでレビューを読んだスマートウォッチだと、GPSやバイタルデータの取得を有効にすると、8時間ぐらいしか持たない機種が多かっただけに、これは破格のバッテリーの持ちだ。
これなら、さらにBluetoothイヤホンによるラジオ番組の聴取の負荷を加えて、どれぐらいバッテリーが持つかを検証する意味がありそうだ。
結果、もし、バッテリーが丸一日持ってくれるなら、サブのスマホ「Galaxy Feel SC-04J」と、DAP用のスマホ「Melrose 2019」の2つを持ち歩く必要がなくなるが、このバッテリーの持ちなら期待が持てるかも。
次の街歩きの時に、実際に持ち歩いてみて検証しようと思う。
関連記事：
スマートウォッチ「LEMFO LEM T」のスペック検証：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
AliExpress.com Product - 3Pack For LEMFO LEMT 2.86 Inch Smart Watch Screen Protector Anti-scratch Anti-bubbles Protection Ultra-thin Film for Lemfo LEM T