つまり、これまで、データ通信を使っても使わなくても、月額2,980円だったのが、使わなければ、使用量に応じて料金が下がり、NTTドコモ ahamoやSoftbank on LINEが、20GBまでのデータ通信量で月額税別2,980円だったのに対し、楽天モバイルは、1,980円に下げてきた。
しかも、データ通信量が3GB未満であれば980円、1GB未満であればタダになるという。
新プランは、4月1日から提供され、現在「Rakuten UN-LIMIT V」を契約中のユーザーは、4月1日に自動的に新プランに切り替えられる。
なかなか大胆なプランを出してきたと思う。
新しい料金プランの狙いについて、もう少し分析してみよう。
1GB未満が無料なのは、無料期間終了後の解約対策データ通信量 ~1GBが、月額料金無料というのは、おそらく解約対策だろう。
現在、無料だからとサブ的に楽天モバイルを利用しているユーザーが、3月で無料期間が終了するため、このままだと4月から解約する人が多数出る可能性があった。
もし、4月で大幅な契約数ダウンが起きたら、それは企業イメージにダメージとなる。
しかし、このプランなら、サブであまり使っていないユーザーは、あえて解約せずに回線を維持するだろう。
なにせ、通話、SMS専用に使うなら、無料で使えることになるのだから、これは大きいメリットだ。
現在通話SIMで最安値は、私も利用しているHISモバイルの「国内ビタッ!通話プラン(D)マルチ」で、月額税別900円で、高速通信は0.1GBのみ。
もはや、最安値だったHISモバイルさえ、契約し続ける意味がないな。
3GB未満が月額980円は業界最安値データ通信量が3GB未満で、月額税別980円というのも、ぶっちぎりで最安値のはず。
奥さんは、現在、HISモバイルで、同じプランで2Gbpsまでの高速通信を選択し、月額税別1,564円。
実際のデータ通信量の実績を見ても、データ量が1GBを切る月が半分ぐらいあって、その月は無料になるから、楽天モバイルに乗り換える方が圧倒的にお得だろう。
20GB未満が月額1,980円も条件付きで業界最安値データ通信量が20GB未満で、月額税別1,980円というのも、ahamo、povo、Softbank on LINEの大手3社のプランに比べても格段に安い上に、通話、SMSは制限なく使い放題だ。
ただし、auのローミング回線は5GBが上限のため、自分の生活エリアで、楽天モバイル回線が不自由なく使えることが、そのメリットが生かせる条件となる。
実際のところ、私の自宅付近も、弱いながらも楽天固有回線の電波が届くようになりつつあり、ようやくサービスエリアの問題は、私的には解決しつつある。
もし、2021年5月までに、我が家と通勤先の間で楽天固有回線が使えるようになったら、本気で、私も奥さんも、楽天モバイルに一本化するかもしれない。
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