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モバイルキャリア大手三社の格安新プランが出揃った [携帯キャリア]

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総務省の値下げ圧力もあってか、NTTドコモが、かつてないようなアグレッシブな新料金プラン「ahamo」を発表したが、ここにきて、大手三社の新プランが出そろったので、自分自身が、今後どのプランを選ぶかも考えながら調べてみた。

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Rakuten UN-LIMIT V(料金プラン) | 楽天モバイル

総じて言えるのは、格安プランでは先行していた「Rakuten UN-LIMIT V」が比較のベンチマークになっていること。

「Rakuten UN-LIMIT V」は、1年間無料で利用でき、1年後からの利用料金は、月額月額2980円(税込、以下同)。
この料金で、楽天の固有回線であれば無制限に使え(実際には若干制限はあるが)、auでローミングしているエリアでは5GBまでのデータ通信ができ、データ容量超過後、最大1Mbpsの通信ができる。
さらに、追加料金なしで5Gのアクセスポイントも利用でき(ほとんどないが)、Rakuten Linkアプリを使うと、国内の通話もSMSも使い放題になる。
さらに、海外でも、日本国内とは別に、データ通信が2GB/月まで利用でき、66の国と地域へのSMSも無料になる。

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ドコモの新プラン「ahamo」は携帯料金の常識を変えた? ワイモバ・UQとの違いとは (1/2) - ITmedia NEWS

これに対し、NTTドコモが12月3日に発表した新料金プラン「ahamo」は、月額2980円で、20GBのデータ容量が利用できるプラン。
4G LTEだけでなく、5G通信も使え、データ容量超過後で速度制限されても、最大1Mbpsの速度が出る。
20GBのデータ容量は、海外でも追加料金なく利用でき、さらに、5分以内の通話無料も付くという。

2年縛りみたいなものもなく、契約事務手数料も無料だが、受付はオンラインに限定し、ドコモショップ店頭での申し込みやサポートはしないことで、コスト削減を図っているみたいだ。

家族割や、光回線とのセット割などもなく、極めてシンプルな分かりやすいプランとなっている。

データ容量超過後の速度制限は、最大1Mbps。 海外82の国と地域でもデータ容量内であれば追加料金なく利用できるほか、契約期間や解約金の設定はない。
ただし、キャリアメールは提供しない。 テザリングは追加料金なしで利用できる。

従来のプランに比べた弱点というと、いわゆるドコモのキャリアメールが使えないこと。

ドコモとしては、キャリアメールから離れられず、ドコモショップの対面サポートが必要なお客さんは、従来のプランを利用し、サポートに必要な上積み料金を払ってね、という考えなのだろう。

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ソフトバンク新料金は究極の後出しジャンケンだ。ahamo、ギガホ、UQに全面対抗(石野純也) - Engadget 日本版

続いて、ソフトバンクが、傘下に収めたLINEモバイルを完全子会社化した上で、「SoftBank on LINE」という対抗プランを発表した。

新料金プランは、NTTドコモに追従している部分が多く、5Gにも対応し、20GBが月額2,980円で、5分間の音声通話定額がつくといったあたりは同じ。
キャリアメールが使えず、契約やサポートがオンラインのみになるのも同じだが、申し込みやサポートに、LINEを使うことで、サポートに必要なコストを削減するようだ。

ただ、LINEの通信や通話がデータ容量のカウントから除外されるという差別化を図った。
データ容量超過後で速度制限されても、最大1Mbpsの速度が出て、速度制限を解除したい場合は、1GBごとに500円が必要。

さらに、月額無料でアメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)で通話もネットも無料の「アメリカ放題」にも対応するが、それ以外の国は、ドコモと違って従来通りの有料サービスとなる模様。

ドコモに比べると、LINEを頻繁に使っている人は、ソフトバンクを利用するメリットがありそうだ。

Yahoo!プレミアム会員の無料特典が継続されるかどうかについては、現時点では未定とのことで、そこもかなり気になるところだ。

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20GBが月額2,480円、auのオンライン専用の新料金「povo (ポヴォ)」を提供 | 2021年 | KDDI株式会社

そして、2021年1月13日、最後に、auが対抗プラン「povo」を発表した。

5Gも利用可能(2921年夏対応)で、20GBが月額2,480円でご利用でき、ドコモやソフトバンクより500円安い料金を打ち出してきた。
ただし、5分間までの国内通話無料は、月額500円のオプションとなり、それを合わせればドコモやソフトバンクと同じ料金だ。

とはいえ、通話はほとんど使わないから、それよりは500円安い方がいい、という人も多いだろう。

それ以外にも、200円の追加料金で24時間データ通信が使い放題となる「データ使い放題 24時間」や、月額1,500円の「通話かけ放題」などのオプションも選べるようにし、契約申し込みから各種オプションの設定などは、すべてオンラインで行う。

海外での利用など、まだ発表されていない点も多いので、それは続報を待ちたい。

さて、三社のいずれのサービスも、2021年3月から申し込み、利用可能になる予定で、新サービスへのMNP移行に必要な手数料も、各社無料になるそうだ。

私的にも、2021年6月から、「Rakuten UN-LIMIT V」の回線が有料になるし、それ以外に、「HISモバイル」と「ワイモバイル」を契約していて、これらは特に期間縛りはないため、改めて2021年5月の時点で、どこの回線契約に集約してゆくのがベストか、考えたいと思う。

ただ、今回、auがさらに安いプランを発表したことで、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルからも、さらに対抗措置が発表される可能性もあるため、それもしっかり見極める必要がありそうだ。

関連記事:
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コメント 2

まっくんち

単身世帯で楽天エリアなら、Rakuten UNLIMIT Vを固定回線兼用するのが一番でしょう。
新社会人の息子の居住地が楽天エリアになったので、早速、楽天1年無料・実質0円キャンペーンに申込しました。star WiFiを固定回線代用で使用していたのだが、今月解約予定です。
ただ、通信回線が不安定なのか、なぜか、パートナー回線を使ったことにもなっているようです。データ使用量がパートナー回線にも数GBカウントアップしている。

by まっくんち (2021-01-16 06:40) 

naniwa48

まっくんちさん、こんにちは。
我が家の最寄り駅前も、楽天回線が開通したようなのですが、歩いていて、たびたびauに切り替わり、もし、このままauローミングが終了したら、実用にならない気がします。
どちらの回線につながっているかを見るアプリもあるみたいなので、使ってみて、確認した方がいいですよ。
by naniwa48 (2021-01-16 22:09) 

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