奥さんが、今日も、テレビのリモコンが見当たらないと、イライラしていた。
一応、持っているパナソニックのBDレコーダーのリモコンでも、テレビの操作はできるのだが、奥さん的には、ボタンを押してテレビモードに切り替えないと、テレビの操作ができないのと、テレビには不要なボタンが多すぎて分かりにくく、あまり使いたくないそうで、なかなか使い方を覚えてくれない。
結局、ソファーの隙間に落ちていたのだが、なかなか見つからないときは見つからないものだ。
そこでふと思いついたのが、先日、キャンドゥに行った時に売っていた汎用のテレビリモコン。
23社のテレビに対応するそうで、我が家のリビングの日立は既に市場から撤退したが、ちゃんと対応しているし、寝室兼書斎のLGのパーソナルテレビも対応しているようだ。
550円で売っていたので、買ってしまった。
いわゆるブリスターパックの台紙を外すと、台紙の中には、取扱説明書が入っており、各社のリモコンコードとその設定方法が書かれているので、これは紛失してはならない。
23社の内訳をみると、大手のパナソニック、ソニー、東芝、シャープ、三菱に対応しているのは当然として、日立、サンヨー、パイオニア、ビクターなどの撤退したメーカーや、フナイ、オリオン、ユニデン、ハイセンスといったよく安売りされているメーカー、さらには、MRMAX、CANDELA、アズマ、TMY、DYNEX、NEXXIONといった聞いたことのないメーカーも網羅しているのは凄い。
ただ、ここまで頑張ったのに、なぜかピクセラが入っていないのが惜しいかも。
本体の裏ブタを外すと、単4電池を2本入れるスペースがあるので、まず電池を入れて蓋をする。
次に、取扱説明書に従い、電源ボタンを押しながら、対応メーカーのコードを入力すると、そのメーカーのリモコン信号に設定される。
なお、メーカーごとに複数のコードが選べる場合があるが、その場合、順番にコードを入力して、テレビの電源が入切できるかを確認して、どれが対応しているかを試せばいい。
今回、リビングの日立のテレビ、寝室兼書斎のLGのテレビ共に、メーカーの最初に記載されたコードで、問題なく使えた。
今回は、主に奥さんのために、リビングの日立のテレビ用に使うことにする。
ボタンの感触は、適度にストロークも硬さもあり、使いやすいリモコンだと思う。
触っていてあまり安っぽさは感じない。
ボタンを押すと、赤いLEDが点滅するので、実際にリモコン信号が出ているのも分かるし、バッテリーが切れた時も、そのLEDが点灯しないので分かる。
番組表ボタンや、データ放送用のDボタンや、4色カラーボタンもあり、テレビを見る分には必要不可欠な機能は網羅している。
ただし、最近のテレビは、HDDを繋いで番組を録画できるものが多いが、そうした録画再生には対応したボタンはない。
我が家のテレビも、どちらも録画ができるし、極めてよく使うのだが、それにはこのリモコンは対応できない。
なので、あくまで、本来のテレビリモコンが見つからないとき、レスキュー用に使う、という用途に限定されそうだ。
とはいえ、同様の互換リモコンを他で買おうとすると、どうしても1000円以上してしまうので、それが550円で買えるというのは、コスパは抜群に高いと思う。
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