アップデートを実行すると、今度は、プログラム容量も大きいせいか、更新完了まで2時間ほど待つことに。
再起動が完了し、iOS 15.0に変わったことが確認できた。
iOS 15.0の改良点は、次の通りだそうだ。
・FaceTimeで映像や音楽の共有が可能になった
・通知アプリでは邪魔な通知が届かないよう制限ができる(集中モード)
・メッセージアプリはコンテンツとの共有が可能に
・撮影した被写体に書かれている文字をテキスト変換できる
・Safariのタブが画面下に表示される
・Safariでタブの保存と整理が行える
・マップがより見やすいよう3D表示に進化
・ウォレットにデジタルキー機能が追加
・プライバシー機能が強化された
・天気アプリはデザインが刷新されより見やすくなった
・メモにユーザータグを追加できる
・メモの共有が可能で更新通知や更新履歴表示にも対応
・iCloudが3つの新機能追加でより高セキュリティに
・Apple IDの復旧用連絡先に家族・友人が追加できるようになった
・iPhoneの探す機能は電源がオフでも可能に
ちなみに、テレビなどで、iPhone 13について取り上げるとき、その改良点として、分かりやすいせいか「集中モード」ばかりが取り上げられるケースが多いのだが、同様の機能を実装したAndroidスマホも既にあったので、そんなに凄い機能ではないし、何より、iOS 15.0にアップデートすることで、旧モデルでも利用できる。
全然、iPhone 13に買い替えを促す材料にはならないと思うのだが・・・
iOS 15.0で、一つ感心したのは、今回はさすがに切られると思っていた初代iPhone SEにも対応していること。
初代iPhone SEの発売日は、2016年3月だから、それから5年以上、最新版のOSへのアップデートをサポートし続けていることになる。
これがあるから、iPhoneの中古の値段は、Androidスマホほどは値崩れしないんだよな。
私は、第2世代iPhone SEを使い始める前は、初代iPhone SEを使っていて、今も保管してあったので、ついでに、そちらも充電して、iOS 15.0にアップグレードすることにした。
初代iPhone SEも、まずはiOS 14.8にアップデートする必要があり、それは問題なかったのだが、次にiOS 15.0にアップデートしようとしたら、途中で失敗し、終了してしまった。
しかも、何度試しても、iOS 15へのアップデートはできない。
エラーメッセージに、何の原因も書かれていないので、どう対処していいのかわからない。
ストレージの状態を見ると、iOS 15の更新データ(2.83GB)は、ダウンロード済みで、2GBの空きエリアはあるようなのだが、おそらく、インストール処理の中で、iOS 15の更新データを解凍する際、ワークエリアに使うストレージが足らなくなるのではないだろうか?
そう仮説を立てて、プリインストールで削除できないアプリを除き、ほとんどのアプリをアンインストールしてみて、空き容量を増やしてみた。
すると、iOS 15へのアップデートが、ようやく成功。
ストレージ容量が16GBしかない初代iPhone SEでは、もはやOSを最新にするだけでも大変みたいだな。
とりあえず、初代iPhone SEと、第2世代iPhone SEの両方を、iOS 15に更新することに成功。
初代iPhone SEは、バッテリーの持ちもかなり悪化しているので、普段は使っていない。
第2世代iPhone SEの居場所が分からなくなったときに、探知するときに立ち上げるぐらいだが、とりあえず、最新のiOS 15が使えるのでバックアップ機として持ち続けると思う。
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