先日、ホンダのベーシックハッチ「フィット」に試乗したら、軽ハイトワゴンとは全く違う運転のしやすさと、乗り心地に、ちょっと感動したので、トヨタでも、ミニミニバンの「ルーミー」に試乗するついでに、「フィット」の対抗馬になると思われる「ヤリス」「アクア」あたりに試乗させてもらおうと思った。

ただ、「ヤリス」の全長は「アクア」より90mmも短く、そのため、後部座席も狭いし、荷室の奥行きも狭く、あまり荷物が詰めないため、パス。
我が家的には、全長が「フィット」とほぼ同じ「アクア」の方が合っていると思われたため、「アクア」を試乗させてもらった。


トヨタ アクア | トヨタ自動車WEBサイト

アクアに乗り込むと、フィットに比べても着座位置が低い感じがするが、運転席とハンドルの調整をすれば、適切な着座姿勢が取れ、シートもすっぽりと腰を包むようで座り心地はいい。


始動して、最初にビビるのが、パーキングブレーキを足踏み式で解除するのに、シフトレバーが、プリウスと同じジョイスティックタイプであること。

この方式、シフトポジションを切り替えると、その後、レバーが元に戻ってしまうタイプなので、シフトレバーを握る手の感触でシフトポジションを把握することができず、慣れないと怖い。

よく見ると、レバーの右横にポジション表示が点灯するし、なにより、メインコンソールにもデカい文字で、シフトポジションが表示されるのだが、最初、今どこのシフトポジションにあるのか、なかなか頭にすっと入ってこない。