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車のディーラー巡り(7) ダイハツ「トール」・トヨタ「ルーミー」の試乗 [乗り物]

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トヨタ ルーミー | トヨタ自動車WEBサイト

【公式】トール トップページ|ダイハツ

ダイハツ「トール」・トヨタ「ルーミー」は、基本的には同じスペックのミニミニバンだ。

スズキの「ソリオ」が作ったというミニミニバンのジャンルに、後から参入したのが、ダイハツ「トール」・トヨタ「ルーミー」であり、コンセプトは非常に似ている。

トヨタの技術支援も受けながら、基本的にはダイハツが設計した車だが、実際には、ダイハツよりトヨタの方が十倍近く売っているため、世間的にはトヨタの車と言っていいほど。

今回の一連の試乗でも、ダイハツのディーラーで「トール」に試乗した後、トヨタのディーラーでも改めて「ルーミー」に乗車させてもらったので、ここでは、まとめて感想を書きたい。

試乗車については、「トール」がノンターボの「G」だったのに対し、「ルーミー」がターボ付きの「G-T」だったことと、オプション類がフル装備であった点が違う。

どちらも、乗り心地は変わらないとは思うが、「トール」の方がノンターボだったので、停止状態からの始動や、坂の登坂は、出足の鈍さを感じるのに対し、ターボ付きの「ルーミー」は、動力性能に余裕があり、常に運転がしやすい。

エンジン車のみだが、アイドリングストップ機能はあり、再始動時のセルモーターの音も、「タント」に比べればよく遮音されていて、注意深く聞かないと気づかないほど。

アクセルを踏んだ時のリニア感などの乗り味も、「タント」に比べてはるかによく、なんで、こんなに違うのか?とダイハツの営業の方に聞くと、「タント」はダイハツ専売なのに対し、「トール」は、トヨタの方がたくさん売るので、トヨタからの要求が厳しく、トヨタ流の造り込みがたくさん入っているため、とのことだ。

昨年のマイナーチェンジで、予防安全機能も最新の装備に近くなり、電子式パーキングブレーキも装備されてACCも全速度対応になった。
アダプティブドライビングビーム、サイドビューランプ、車線逸脱抑制機能など、対抗車種の「ソリオ」にはまだない機能も多い。
一方で、「ソリオ」に比べてプラットフォームが古いため、車重も重く、ハイブリッドモデルがないため、燃費性能はどうしても劣る。

車内の広さも、軽ハイトワゴンよりは一回り大きいはずだが、荷室もあまり奥行きがないため、我が家の場合で、週末の買い物をすべて積み込むためには、後席を片方倒さざるを得ないのは、軽と同じ。

逆に、室内の騒音や、乗り心地はそこそこであり、先日試乗した「フィット」にははるかに及ばない。
このレベルであれば、クオリティが上がってきた「N-Box」や「ルークス」といった軽ハイトワゴンでも大差ない。

となると、もはや、維持費が高くなるミニミニバンでなくても、軽ハイトワゴンで、十分ではないか?という気がしてきた。

面白いのは、そうした感想をディーラーの方にぶつけると、ダイハツの営業さんは、素直に合意して、軽ハイトワゴンの「タント」を勧めるし、トヨタの営業さんは、「ルーミー」はダイハツの設計の車なので、と言って、トヨタの本流である「ヤリス」「アクア」を強く推し始める。

何だか、「トール」「ルーミー」って、ダイハツにとっても、トヨタにとっても、あまり熱心に売りたい車ではないみたいだ。

トヨタでは、実際に「アクア」にも乗車させてもらったので、次はそれについての感想を書きたい。

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