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これまで、AndroidスマホやAndroidタブレットなどで、公式にmicroSDXCカードをサポートしている端末は、国産メーカーや、海外でも大手メーカーに限られていた。

主な原因は、SDXC規格自体が、マイクロソフトが開発したexFATファイルシステムを採用したのだが、このexFATファイルシステムに関する特許をマイクロソフトが所有していて、利用するには、マイクロソフトと有償ライセンスを締結する必要があったためだ。

そのライセンス料は無茶な高額ではないのだが、激安の中華端末で商売していて、円単位の部品でさえ節約したい中国の中小メーカーにとっては、どうしても省きたい部分だったのだ。

そのため、中華端末はexFATファイルシステムを搭載せず、microSDXCカードを端末に挿すと、FAT32で無理やりフォーマットして使わせるのが一般的となっていた。

FAT32なので、次のように、問題だらけだった。