一般的には、ミニバンを車中泊用に改造するときには、ベッドフレームみたいなものを買ったり、自作して、その上にマットレスを載せて、ベット化することが多いようだ。

それは、一般的には2列目シート、3列目シートを倒してフルフラット化しても、すき間があったり、凹凸や傾斜があることが多く、マットレスを敷いても快適に寝られないことが多いからだと思う。


ただ、我が家の5人乗りの「シエンタ」は、2列目の背もたれを倒すと、荷室長は最大2045mmにもなる。
しかも、わずかに傾斜はあるもののほぼフラットで、すき間も全くない状態になり、トヨタ自身も、車中泊に最適と宣伝しているぐらい。

実際に、寝転んでみると、後方に向かって僅かに傾きがあるため、足を後方に向けて寝る方が快適で、173cmの私だと、足を車内に収めると、2列目のヘッドレストに頭が載る形になるので、枕をどう置いて固定するかさえ考えれば、十分寝られる。
私の奥さんに至っては、身長は156cmしかないので余裕だ。

スペース的には十分だから、床上にクッションになるマットを敷けば、夫婦で二人で車中泊はできるだろう。

では、どのようなマットを敷けばいいかだが、いわゆる厚みのある汎用のマットレスやエアマットだと、タイヤハウスの出っ張りもあるので、形状的に適合が難しそう。