タブレット M60アーアユー(AAUW)というブランドから「M60」というAndroidタブレットが発売されたが、スペック自体が「Alldocube iPlay50 Mini」と似ていて、対抗馬になりえる製品に思える。
細かくスペックを見てゆこう。
・サイズ:125ｘ202ｘ7mm
・重量：318g
・ディスプレイ：8.4インチ、解像度1920ｘ1200ピクセル
・バッテリー容量：4,500mAhディスプレイのスペックは、「iPlay50 Mini」と同等だが、本体サイズは、202.7ｘ126ｘ7.5mmの「iPlay50 Mini」より、僅かにコンパクト。
ただ、レビュー記事を見ると、厚みも実測7.5mmあるみたいだし、ほとんど同じとみてよいだろう。
一方、重量は、292gの「iPlay50 Mini」よりは318gと重いが、それでも、このクラスとしては軽量級だ。
しかも、バッテリー容量は「iPlay50 Mini」より500mAh大きく、レビュー記事によれば、5,000mAhと認識されるらしいので、それが本当であれば、この重さはむしろ優れていると言える。
・SoC：Unisoc T606
・RAM容量：4GB(+4GBの仮想メモリ拡張可能)
・内蔵ストレージ容量：64GB(eMMC)
・microSDカード対応SoCやRAM容量は、「iPlay50 Mini」と同じなので、基本性能は大きな差はないと思われるが、「iPlay50 Mini」のストレージがUFS2.1なのに対し、「M60」はeMMCなので、ファイルの読み書き速度は劣る。
また、「iPlay50 Mini」がmicroSDXCカードを認識するのに対し、レビューによれば、「M60」はmicroSDXCカードを挿すと、フォーマットを促されるそうなので、exFATには対応していない可能性が高い。
・4G LTE対応
・Bluetooth 5.0内蔵
・WiｰFi：2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応
・Widevine L1対応この辺のスペックは、SoCが同じであるためか、「iPlay50 Mini」と変わりがない。
・カメラ：リア800万画素、フロント500万画素
・顔認識対応
・スピーカー：ステレオ
・3.5mmヘッドホンジャック付き生体認証に一切対応しない「iPlay50 Mini」に対し、顔認識対応に対応するのは大きなメリット。
リアカメラの解像度も少し高いし、スピーカーがステレオで、レビューによれば、「iPlay50 Mini」より音質もいいようだ。
一点気に食わないのは、リアカメラはシングルカメラなのに、あたかも2眼であるかのようなフェイクデザインになっていること。
・OS：Android 12
・Google Play Store対応「iPlay50 Mini」はAndroid 13踏査なのに対し、「M60」はAndroid 12で、1世代古い。
この製品を2年間使うとして、その間、困ることはないとは思うが。
・技適マークあり
・日本語取扱説明書
・日本語サポートあり「AAUW M60」は、日本語公式サイトもあり、正式に日本で販売され、サポートされているのは、「iPlay50 Mini」にはない大きなメリット。
それで、価格は、現在、Amazonのセールで14,980円と、「iPlay50 Mini」より1,000円程度高いぐらいの差しかないのを考えると、「AAUW M60」を選ぶ人もいると思う。
私も、「iPlay50 Mini」を買う前に、「AAUW M60」の存在を知っていたら、相当迷ったと思う。
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