動画については、MP4(H.264またはMPEG-4)のSD解像度までは再生可能で、画面解像度はその半分なので、YouTubeでいうHQ画質の動画の再生が最適だ。

残念ながら、ワンセグや地デジの録画をコピーして見るようなことはできないため、主にネットで拾ってきた動画や、動画Podcastで配信される動画を再生するのが主目的になる。

とりあえず、動画Podcastで配信されているコンテンツと、インポートしたMP4ファイルを再生してみたが、HD画質(720P)はiTunesでブロックされて転送できず、SD解像度までなら転送できて、スムーズに再生される。

再生画面は、動画のときだけ横画面になり、縦画面のままでは再生できないが、これは仕方ないところか。 横画面時の、縦方向の画面サイズは、第7世代の方が少し大きい程度なのだが、第7世代は、ワイド画面なので横に長い。 そのため、最近の16:9の動画が画面いっぱいに表示される分、第4世代のiPod nanoに比べ多少見やすい。

ただ、画質は、今一つ。コントラストも悪いし、視野角も狭く、第4世代のiPodからあまり改善された気配はない。

画質も悪いし、コーデックの条件も限られ、iPod nanoの動画再生は万能ではないので、使うのは限られた用途になるだろうな。

一方、動画再生時のバッテリーの持ちは、第4世代iPod nanoに比べて格段に改善されている。第4世代iPod nanoは、見る見る間にバッテリーが減ってゆくが、第7世代iPod nanoなら、バッテリーの減り具合を見る限り、映画1本を見てもまだ余裕がある感じだ。


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