「A1000G Quad」用に買ってみた、マウス&キーボード&リモコン「ZH-PC-KMR3IN1D」が、届いたので、使ってみた。

電池は単4が2本。電池の持ちはまだ分からないので、気になるようだったら、追々報告したい。

取扱説明書は、英語のみの簡単なものが付属するが、あまり絵がないので、分かりにくい。
ざっと読んだところ、無線によるUSBキーボード&トラックボールとして動作するモードと、赤外線リモコンとして動作するモードを、TV/PCボタンで切り替えて使えるようだ。
赤外線リモコンモードでは、ボタンを押したときだけLEDが点灯し、無線モードでは、LEDが常時点灯するので、それで動作状態が区別できる。

赤外線リモコンモードでは、メーカーのプリセット信号みたいなものは登録されていない代わりに学習機能があり、ほとんどのボタンに赤外線信号を学習させることが出来るようだ。

付属のUSBドングルは、無線式で極小サイズなので、邪魔にならない。
これを「A1000G Quad」に装着し、「ZH-PC-KMR3IN1D」の電源を入れると、直ちに、無線モードで、トラックボールと、十字カーソルボタン、フルキーボードなどが、直ちに使える状態となった。

「A1000G Quad」には、十字カーソルボタンが使える赤外線リモコンが付属するが、このリモコンの十字カーソルは、USBキーボードのエミュレーション方式になるので、動作に違いが出る可能性はあるが、今のところは支障はない。むしろ、無線だけに、リモコンボタンを押したときの動作は、こちらのリモコンの方が確実だ。
ただ、Enterボタンは、カーソルセンターのトラックボールを押し込む形になるが、これはあまり感触がよくないし、耐久性も心配だ。

トラックボールは、ボールが小さく、動き初めに力が要るため、細かな動きは苦手だが、動き始めれば思ったよりはスムーズに動き、ボールを押し込んでも、カーソルはそれほど動かないのはいい。それでも最初は慣れが必要だが。

ただ、トラックボールでマウスカーソルを動かした後、上下左右カーソルが効かなくなる状況に陥ることがある。
マウスカーソル+左マウスボタンで、何かのアイコンを選択すると、再び使えるようになるのだが、最初は何が原因かわらかなかった。
挙動からすると、おそらくAndroid OSのしょぼいカーソル操作サポートが元凶だろう。

一方、赤外線リモコンモードでは、「A1000G Quad」の付属リモコンの赤外線信号を記憶することもできるようだが、無線モードで今のところ支障はないので、あまり使い道がない。
むしろテレビリモコンの信号を記憶させたほうが、使い勝手はいいかもしれない。この辺は、もう少し使い込んでから、どう使うか決めたい。

サイズは、リモコンとして見るとコンパクトとはいえないが、ボタン数が多いので、止むを得ない範囲か。
ボタンのタッチも、フルキーボードが小さく一番厳しいが、まあ許せる範囲。

今回、Android STBに使ったが、確かに、パソコンのMedia Centerの操作なんかにも、最適だとは思う。
もっとも、Media Center自体、Windows8以降有料オプション化され、機能的にもほぼ凍結状態であり、何の期待もできないのだが。
赤外線リモコンの学習機能もあって3000円を切るなら、悪くない買い物だとは思うな。

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