やじうまミニレビュー - 針・糸は不要! ワンタッチでボタンを付けられる「tic」 - 家電Watch

こちらの商品、スウェーデン生まれの、ボタンをつける魔法の道具で「tic」という名前だそうだ。

どう使うかは、言葉で説明してもぴんと来ないので、実際にこれを使ってボタンを付ける様子を撮影した動画を見たほうがいい。ごらんあれ。



あっけないほど短時間で、簡単にボタンがつけられる。しかも、樹脂を圧着してつけるため、糸でつけるよりも丈夫だそうだ。

tic本体はホッチキスを開いたような形をしていて、重さは約1g。
カラーは黒と白の2種類。これは、ボタンを付ける糸になる樹脂の色でもあるので、白か黒の糸で違和感がない服でないと使えない。
また、ホッチキスのようにはさんで使うため、広い生地の真ん中にぽつんとあるボタンには使えないし、厚過ぎるボタンや表にボタン穴がないボタンはつけられない。
それでも、使えるボタンは多いと思う。

なお、他のレビューでもあまり明確に書かれていないのが不満なのだが、これ、1回使いきりの商品だ。
1個で2個穴のボタンを付けることができ、4個穴のボタンは、ticを2個同時に使う必要がある。一箱で4個穴のボタンが2個しか取り付けられない。

なので、あくまで出先でボタンが取れた時用の非常用便利グッズだ。
色も2色しか用意されていないし、決して、自宅で日常の裁縫を行うためのグッズではないことに注意したい。

また、1箱に4個がセットで入っているが、すべて白か黒一色。
人はどんな色の服を着るかわからないから、常に持ち歩く際は、2セット持ち歩かないと困ることになる。
持ち歩き用のソーイングセット代わりなら、なぜ、白と黒の2個ずつのセットを作らなかったのだろうか?
また、どんな色の服にも無難に対応できる透明タイプの商品を、なぜ用意しなかったのだろうか?

アイデアは大変面白い商品なのだから、商品企画として、もうちょっと考えたほうがいい。

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