Y! Mobileショップやソフトバンクショップの他、ソフトバンクモバイル製品を取り扱う家電量販店でも販売されるそうだ。
「Nexus Player」は、GooglePlayが利用できるものの、利用できるアプリは、モーションセンサー&音声入力対応の付属リモコンに対応したアプリに限定されている。
このため、発売当初は、利用できるアプリが両手で数えられるほどしかなく、日本発売時に、どこまでアプリの品揃えが増えているかが、気がかりだった。
今回、発表によると、「ビデオマーケット」、「Hulu」、「ホットペーパービューティー」、「料理サプリ」「YouTube」などが用意されており、「GYAO!」、「U-NEXT」も対応予定とあるが、それほど増えている印象はないな。
それに、正直、いくら有料配信サービスのアプリが増えても、ユーザーとしては大して嬉しくはない。どうせ、毎月定額で払う有料配信なんて、入ったとしても1サービスがせいぜい。
それよりは、無料配信サービスのアプリの対応状況がまったく見えないのが気がかりだ。
現状は、「YouTube」の対応だけがはっきりしているが、「ニコ動」「Ustream」「FC2動画」「Veoh」「Dailymotion」あたりも見られないと、商品価値は乏しいな。
Google、ソニー・パナソニックの旧機器でのYoutube視聴サービスを終了 | スラッシュドット・ジャパン ITところで、このところ、パナソニックやソニーのテレビやレコーダーに搭載されていた「YouTube」機能の終了が相次いでいるが、ひょっとして「Nexus Player」を売るための戦略なのかな? 本当なら、イヤラしい話だ。
ハード的には、当初の発表と変わりはないが、USB端子が搭載されていることが明記された。ただし、これが単なるPC接続用なのか、OTGで、USBメモリや外付けHDDも接続できるのか、さらには、用意されたアプリで外付けHDDなどにある動画や音楽が再生できるのかは、現時点では不明。
さらに、ネットワーク接続したNASなどにある動画や音楽が再生できるかどうかも不明だ。
逆に新たに分かった点としては、Chromecast相当の機能を搭載しており、リンクしたスマホ等のCast対応アプリでコンテンツを選んで、再生は「Nexus Player」で行うことはできる。
自宅のテレビをAndroid TV化する『Nexus Player』発売直前レビュー | ガジェット通信この製品が、単なる有料動画配信サービスがいくつか見られるだけの端末であれば、個人的には、1.4万円を払って買う価値は感じない。
ただ、それ以外に、DLNAクライアントや、汎用のAVプレーヤー、無料動画配信の視聴などにも使えるなら、この価格なら買ってもいいかもしれない。
ただ、既にテレビにつなぐAndroid STBは、「A1000G QUAD」を始めいくつか持っているため、今回は人柱になる気はない。
買った人のレポートを読んで、何ができるかがはっきりして、希望することができるなら、買うかもね。
ヨドバシ.com - Y!mobile ワイモバイル Google Nexus Player [Android TV搭載 HDMI接続 メディアストリーミング端末]【無料配達】ちなみに、国内の販売価格はどこも同じみたいだが、ヨドバシのオンラインショップなんかだと、送料無料で10%のポイントが付くため、多少お得だ。
「Nexus Player」が米Amazon.comから直輸入可能に、輸入総額は12,000円前後 | ガジェット通信また、今回の発表に伴い、Amazon.comから日本への販売も可能になり、価格も$88に下がっていて、日本への送料込みで12,000円前後で買えるらしいので、少し安い。
ただし、こちらで買うと、2,000円分のGoogle Playクレジットは貰えないらしいので、どっちが得かは微妙だな。
あとは、日本発売前に、高値で並行輸入販売していたショップが、在庫処分で、ヤフオクに流す可能性や、ソフトバンクにMNPした人が特典で無料で貰って、それをヤフオクに流す可能性もあるかもしれない(Chromecast発売のときも、そういう現象があったので)。
いずれにせよ、私は、すぐに飛びつくつもりはないので、まずは買った方の詳細なレビューを待ちたい。
関連記事:
Googleが「Nexus Player」を発表:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ